サブカル女子の特徴別ファッション
ファッション系サブカル女子
誰もが知っているブランドではなく、自分やごく少数しか知らないインディーズブランドを好んで着るサブカル女子は、自分のこだわりを、外に対してはっきりと示したいタイプと言えそうです。
原色でポップなカラーを多用し、素材も新素材などを取り入れた「攻め」のファッションが好きな人は、ファッションそのものを自分の一番楽しむべきこととしており、流行から外れた独自のセンスを磨くことで、ファッション系サブカル女子の立ち位置にいます。
音楽系サブカル女子
インディーズ系音楽が好きなサブカル女子の最大の特徴は「ヘッドフォン」です。そこに、パーカー、リュックが加われば最強の音楽系サブカル女子です。別名「ヘッドフォン女子」とも言われ女の子がゴツくて大きいヘッドフォンをつけることにより、ギャップで可愛く見える!と、ファッションの一つとしても注目されています。
別名「ヘッドフォン女子」とも言われ、女の子がゴツくて大きいヘッドフォンをつけることにより、ギャップで可愛く見える!と、ファッションの一つとしても注目されています。
しかし、サブカル女子の場合、自分の好きなバンドの音楽を、良質の音でしっかり聞きたいという、自分の欲求を満たすために良いヘッドフォンを求め、大きくてしっかりとしたタイプを選びます。
出かけた先のどこででもその音楽観に浸るために、動きやすく歩きやすい格好を自然に選び、両手があくリュックや、スニーカーを履くことになるのです。そう考えると、「ヘッドフォン女子」である音楽系サブカル女子のファッションは、極めて合理的で、利便性の高く、堅実だと言えそうです。
カメラ系サブカル女子
「カメラ女子」という言葉はすっかり市民権を得ましたね。文字通り、カメラや写真を愛するサブカル女子のことです。カメラがコーディネートの主役になるため、ファッションに関しては厳密にこれ!というスタイルはありません。
しかし、写真を撮るという行為は、自分の内に向かう音楽と違い、対象と向き合うもの。少しアカデミックな気分になるためか、カジュアルなスタイルでも、ジャケットは羽織ったり、歩きやすい靴の形だけど素材は皮だったりと、細部にこだわりが見られます。
特に、フィルムカメラなど、アナログ仕様の機材を好んで使用する人に、その傾向が強く出るようで、クラシカルなスタイルに惹かれるためと思われます。
文学系サブカル女子
昭和文学や単館上映系の映画が好きな文学系サブカル女子は、古着も大好きです。その作品に出てくる時代を味わうため、クラシックな形のワンピース、幾何学柄のレトロなスカート、フリルたっぷりのブラウスなどを探して、コーディネートします。
自分の好きな世界を二次元から三次元に変換し、実際に装って入り込んでしまうというファッションの楽しみ方はマニアックで、サブカル女子ならではの発想と言えるでしょう
ロマンティック系サブカル女子
ロマンティックな「森ガール」ファッションもサブカル女子が好むスタイルの一つです。体的には、エプロンやフリル、レースを用いて、ふわりとした優しいイメージの色や素材を使用した服です。アクセサリーは自然モチーフが基本で「お花摘みに行って摘んだお花」と言った雰囲気で、花の髪飾りやブローチなどを身につけます。
森を舞台とする物語、いわゆる童話「赤ずきん」「白雪姫」などに出てくる主人公のような、時代や場所は中世のヨーロッパというコンセプトの、現実離れした生活感のないファッションのことを指します。
具体的には、エプロンやフリル、レースを用いて、ふわりとした優しいイメージの色や素材を使用した服です。アクセサリーは自然モチーフが基本で「お花摘みに行って摘んだお花」と言った雰囲気で、花の髪飾りやブローチなどを身につけます。
こちらも、先ほどの文学系サブカル女子同様、自分の好きなものに対する世界観を貫くという意味で、ジャンルは違えど共通する軸は同じです。
サブカル女子のファッションは全体、または一部に、他にはないこだわりや個性があることが特徴です。良いか悪いかの判断は他人ではなく本人の基準なので、街で見かけたとしても、そのファッションの評価は様々ですが、周囲の目を気にせず、自分が心から好きな服を着るというのは気分が良さそうですね!
サブカル女子の内面に注目!
サブカル女子が愛する音楽とは
独自の感性で自分だけのお気に入りを見つけるサブカル女子が好むのは、ヒットチャートを賑わす大物アーティストではありません。インディーズで、まだ世に出ていない「原石」のミュージシャンたちです。
ですから、認知度が上がり、大きな会場でライブをしたり、有名な野外音楽イベントに出演するようになると、徐々にフェードアウトすることもありますが、サブカル女子たちが熱しやすく冷めやすいからではありません。
好きなミュージシャンがメジャーになっていくことで、その音楽性がより万人に向けたものに変化していくのを、敏感に察するからなのです。自分が好きになったミュージシャンの成長を喜びつつ、次の新しい可能性を秘めたミュージシャンを求めて、日々アップデートしていくのです。
サブカル女子の愛読書
サブカル女子について調べていくと、好きな作家というキーワードで、寺山修司がよく挙がります。昭和の劇作家・歌人という肩書きですが、小説・映画・写真など、表現芸術の分野全般に造詣が深いというのが特徴として言えます。
寺山修司の代表作「書を捨てよ、町へ出よう」は、その当時の若者たちに対して、一度社会のルールからはみ出してみても良いのでは?と、広い視野を持つことを説いています。あらゆる角度から評論をしているのですが、どれも「自由であることは面白い!」というメッセージが込められています。
様々な本から読み取れる寺山修司の人生は、決して順風満帆の平穏なものではありませんでした。だからこそ、他人に対して厳しい部分と、寛容な心を合わせ持つことができたのかもしれません。サブカル女子にとっては自分の生き方を肯定してくれる作家なのです。
読みたい本は作ってしまえば良い!という発想
サブカル女子にはそれぞれの専門分野がありますから、その知識を掘り下げるための本が愛読書と言えるでしょう。最近は雑誌も細分化されていますし、ZINE、リトルプレスや同人誌など、より個人の嗜好に沿った内容が充実している出版物が多く出ています。
読むものがなくて困るということはなく、むしろ、サブカル女子と言われるくらいのこだわりがある人でしたら、自分自身で満足のいく小冊子を作ってしまうことも珍しくありません。
サブカル女子のお出かけ
サブカル女子行きつけの店
サブカル女子を語る上で外せない店があります。サブカル女子の幅広い趣味を網羅して余りある世界を展開。「遊べる本屋」の異名を持つ、ヴィレッジバンガード。店内にところ狭しと並べられた小説、写真集、絵本などの書籍やあらゆるジャンルのCDは、店員さんのセンスによって様々な特集を組まれて並べられています。
アパレル系のアイテムからおもちゃ、食べ物、よく分からないものまで、一日中いても飽きない品揃えでサブカル女子の心を満たしてくれます。
そもそも、ヴィレッジバンガードの店員はサブカル女子&男子であることが多いため、サブカル女子にとっては刺激を受ける場所であると同時に、実家に帰ってきた安心感もあるのかもしれませんね!
サブカル女子はカフェが好き
様々なジャンルにおいて、趣味嗜好が深いサブカル女子は、外出時にお茶を飲む時も「どこでも良いから」という妥協は一切しません。
趣味にお金をかけすぎて、金欠だからカフェには行かないのでは?と思うかもしれませんが、サブカル女子にとっては、カフェは現実から離れ自分の世界に浸るために欠かせない空間なので、そこは自分にとって「必要!」と思えば惜しみなくそこにお金を使います。
特に、好んで行くのは「一軒家」「路地裏」「隠れ家」というキーワードで語られるお店です。カフェではなくコーヒー専門店であったり、古本や雑貨の販売を片隅でしていたりと「その店独自の世界観」を持っているお店に足繁く通います。
サブカル女子はどんな大人になる?
どの世代においても存在感を放つ「女子」となる
そもそも「◯◯世代」という表現は、「バブル世代」などの表現に代表されるように、その世代全ての人が広く当てはまる、という意味で用いられます。
しかし、いつの時代も、世の中に流されない人々というのは一定数存在します。なので1980年代頃「サブカル」という言葉が生まれたとしても、その世代のサブカル女子は全体の割合からしたら少ないわけです。
サブカル女子が進化して大人女子となる
「女子」という言葉が広く使われるようになったのは、2010年前後くらいからです。それまでは「女子」と言えば、小中学生からせいぜい女子高生くらいまでに使う言葉でしたが、今では大人の女性向けの雑誌で30代、40代にも「大人女子」という表現を当たり前のように用いています。
大人になり社会に出れば「人生色々」で、それぞれの価値観を持つようになりますから、一概に少数派と分類できなくなります。しかし、世間に流されず「女子」の心を忘れずに大人になり、年を重ね角の取れたサブカル女子たちが作り出したポジションが、「大人女子」なのかもしれません。
サブカル女子のまとめ
ファッションや髪型、メイクなど外見を中心に、その内面まで、様々な側面からサブカル女子を見てきましたが、いかがでしたか?あなたの周りにも、我が道を行くエッジの効いたサブカル女子がきっといると思います。
彼女たちは、自分の好きなものに対して、素直で純粋に関わろうと生きているのです。人はどうしても他人の目を気にしてしまいますが、彼女たちを調べていく内に、そんなことを気にする必要はなくて、もっと自由で良いんだと教えられた気がしました。
自分が興味ないことにはクールで無関心なので、とっつきにくい部分がありますが、もし気になったのなら、話しかけてみてはどうでしょう?様々な知識や情報を持っているサブカル女子は、きっとあなたの視野を広げてくれ、価値観を変えてくれるかもしれませんよ!
提供・BELCY
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