ひっつめ髪やまとめ髪というとどんなイメージをお持ちですか。仕事や家事で髪が邪魔だからまとめてみた、というイメージでしょうか?街を歩いていて、雰囲気がいいな、おしゃれでこなれているなと思わせるアレンジや作り方を探ってみましょう。普段のファッションが一段とグレードアップすること間違いなしです。
ひっつめ髪とは?
ひっつめ髪は根元からきつく束ねた髪型
本来、ひっつめ髪とは前髪も含めてすべての髪を根元からきつく束ねた髪型です。髪を引き詰めたからひっつめ髪と呼ぶのですが、どんなイメージをお持ちですか?おばさん臭い、昔風、気が強そう、ダサいなどの意見もあります。逆にプラスイメージでは仕事出来そう、颯爽としている、知的などの声も上がっています。
オールバックにしてポニーテールや、きつく束ねてまとめる髪型がひっつめ髪の本来の形であれば似合う人を選ぶでしょう。万人ウケして似合う人を選ばないヘアスタイルといえば、今どきは本来のタイトなひっつめ髪よりはラフなまとめ髪が主流です。きっちりとまとめるのではなく、無造作にまとめた感じが今風です。
ひっつめ髪はスタイルが決まらない時の救世主
朝寝坊してヘアセットの時間が無い、寝癖がどうしようもない、雨降りで髪がペタンコ!などの解決にひっつめ髪はとても便利です。自分に似合い、かつ簡単に作れるひっつめ髪・まとめ髪を覚えておくと便利です。髪のコンディションが良くない時でもササッとまとめて、おしゃれを忘れない女性でありたいものです。
ひっつめ髪は頭皮に負担がかかる
便利なひっつめ髪ですが、やはり髪をきつく束ねたり、スタイリング剤を使ったりするので、抜け毛や頭皮に負担をかける原因になります。時々、ダウンスタイルにしたり丁寧にヘアケアして頭皮と髪をいたわってあげましょう。
色々なヘアケア製品がありますが、古(いにしえ)から髪に良いと言われる「椿油」を使うのは天然成分なので安心ですね。
ひっつめ髪の似合う人の特徴は?
ひっつめ髪の似合う人の特徴①頭の形がキレイ
いわゆるひっつめ髪は、すべて顔が出てしまいますので顔の大きさや輪郭、頭の形がポイントです。前髪もアップにするなら生え際もキレイでないと難しいのです。要はオールバックにしていてサマになる状態ですから、まるでバレリーナやフィギュアスケーターみたいですね。小顔で丸くキレイな頭の形の人はとても似合います。
ひっつめ髪が似合う人の特徴②八頭身
またひっつめ髪は顔の大きさを強調しますので、背が高く八頭身であれば抜群にカッコイイでしょう。まるでモデルさんみたいですね。そういった意味では外国人のほうが似合いやすいでしょう。ここまで検証すると、一般的な日本人にはハードルが高い髪型と言えます。
では私には出来ないじゃない!と嘆くことなかれ。今はヘアスタイルも多様化していて新しいひっつめ髪、まとめ髪が多くあり自分でヘアアレンジする事も簡単です。前髪を作ったり、ワックス、コテなどヘア小物を駆使して自分の顔周りの雰囲気やその日のファッションに合わせ、トライしてみましょう。
おしゃれなひっつめ髪の作り方|おばさんヘアスタイルにしないポイントは?
意外と簡単・無造作にまとめて抜け感を出すとおしゃれ
タイトに引き詰めると昔風になってしまいがちなので、出来ればコテで巻いてふんわりさせておきましょう。それをひとつにまとめて、こめかみあたりからおくれ毛を無造作に出すと抜け感があって今の雰囲気になります。朝忙しいのにコテを使うヒマなんて無いわ、という人はワックスなどで髪をふんわりさせてまとめましょう。
可愛い飾りの付いたゴムやバレッタ、シュシュなどを使うと若々しく見えます。ひとつに束ねただけなのに、おくれ毛を顔周りに出すだけで今っぽさやおしゃれな雰囲気に見えるから不思議ですね。無頓着におくれ毛を出すのではなく、少し狙って出すのです。そういう意味ではおくれ毛はひっつめ髪にとって最重要ポイントです。
おばさんひっつめ髪にならない「おくれ毛」の作り方
髪を後ろで一つにまとめたら、こめかみ辺りから髪をひと筋引き出します。耳を隠すようにひと筋、うなじにも両サイドからひと筋引き出してみましょう。これが基本的な「おくれ毛」の引き出し方のパターンです。時間があれば、コテで少し巻いてあげると最旬なヘアスタイルになります。鏡の前で試してみて下さいね。
この「おくれ毛」の作り方をマスターしておけば、ポニーテールやお団子、その他のまとめ髪に使えるからとっても便利です。少しの努力?で大きな成果と言い切ってもよいでしょう。おしゃれ上手になるためにぜひマスターして下さいね。次は、いよいよひっつめ髪、まとめ髪のアレンジ例を紹介していきます。