華やかな巻き髪は女性の憧れですよね。でも、髪の毛をうまく巻けない…と巻きをとって結局いつものヘアスタイルになってしまう、なんて経験ありませんか?この記事では、巻きがキープされるコテの使い方や綺麗なカールになる巻き方について紹介します。おすすめのコテやアイロンについても紹介しますよ。

髪の毛がうまく巻けない!髪を巻く前の準備は?

うまく巻けない!を防ぐ髪の毛を巻く前の準備①しっかりと乾かす

髪の毛がうまく巻けない!上手な外巻き・内巻き・巻き髪の巻き方は?
(画像=『BELCY』より引用)

髪の毛を巻く前の準備の1つめは、髪の毛をしっかりと乾かすということです。髪の毛をしっかり乾かして水分を飛ばしておくことによりカールがすぐに取れてしまうことを防ぐことができます。少し湿っている状態でも、乾いてる状態と比べたらキープのされ方が全然違うのでしっかり乾かしましょう。

ドライヤーを使わずに自然乾燥してしまうと傷む原因にもなってしまいますが、髪の毛はとても熱に弱いと言われています。熱から少しでも髪の毛を守るためにも、乾かす前にはタオルドライが欠かせません。このときにゴシゴシとこすってしまわないように、優しく包み込むようにタオルドライしましょう。

タオルドライを行ったら、洗い流さないトリートメントをつけることでさらに熱から髪の毛を守ることができます。実際に乾かすときには髪の毛の根元からしっかりと乾かしましょう。これでしっかり乾かせば、うまく巻けない原因をひとつ減らすことができますよ。

うまく巻けない!を防ぐ髪の毛を巻く前の準備②スタイリング剤を使う

髪の毛を巻く前の準備の2つめは、巻き髪用のスタイリング剤を使うことです。髪の毛を巻き終わった後のスタイリング剤しか使用していない方も多いのではないでしょうか?巻く前に専用のスタイリング剤を使うことにより、髪の毛が熱により傷むことから防ぐことはもちろん、巻きがしっかりキープされることにも繋がります。

巻き髪用のスタイリング剤には、スプレータイプのものやワックスタイプのもの、ローションタイプのものなど種類があります。自分の好みや使いやすさなどから選ぶのが良いでしょう。つけるときには、量を調節してつけすぎないようにすることが大切です。

うまく巻けない!を防ぐ髪の毛を巻く前の準備③髪の毛のブロッキングを行う

髪の毛を巻く前の準備の3つめは、髪の毛を分けて止める「ブロッキング」を行うことです。ざっくり分けるだけで大丈夫です。特に髪の毛が長い方や髪の毛の量が多い方は、このブロッキングを行うことで巻いてある髪の毛とそうでないものが入り混じってうまく巻けないことがあります。

そんなうまく巻けないという失敗を防ぐためにも、巻く前にはざっくりとブロッキングすることが大切です。毎日のヘアアレンジでは、髪の毛全体を左右に分けて、それぞれを上下に分ける程度で大丈夫です。ぜひ参考にして行ってみてくださいね。

髪の毛がうまく巻けない!上手な外巻きの巻き方は?

上手な外巻きの巻き方は「外側にしっかりカールさせる」

上手な外巻きの巻き方は「外側にしっかり巻く」ことです。外巻きは顔まわりの髪の毛も外に向けることで華やかさを演出できるため、ゆるく巻いてしまうと顔にかかってしまったり、時間が経ってカールが取れてしまったりする原因にも。そのためにも、コテやアイロンを使いしっかり巻きましょう。

髪の毛を外巻きにするときには、コテの持ち方にもコツがあります。顔の右側を巻くときには、親指でレバーを押して髪の毛を挟みます。こうして外側に回すことで簡単に外巻きにすることができます。左側を巻くときには、レバーを押す指を人差し指にします。このときレバーが下にあり、握手をする感覚でコテ握ります。

外巻きの上手な巻き方

コテを180度にしっかりと温める。

毛束をとり、髪の毛の中間あたりからコテのクリップで挟み外側に向けて巻く。

コテに髪の毛を巻きつけたまま10秒まつ。

コテから髪の毛を離したら束のまま冷えるのを待つ。

ここでのポイントは、髪の毛は中間から巻くということ、熱が取れるまで毛束のままにしておくということです。中間から巻くことによって綺麗なカールが作れます。また、髪の毛は熱が冷える瞬間に形がつくと言われているため、十分に冷えるまで毛束をほぐすのはやめましょう。

外巻きはスタイリング剤で華やかさもしっかりキープ

巻き終わったら、ワックスやスプレーなどのスタイリング剤を使ってキープしましょう。ムースを使えば、しっかりとキープしつつも重くなりすぎずにふわっとキープすることができます。匂いやキープのされ方など、様々なものが販売されていますので、外巻き用、と決めてお気に入りを探すのも良さそうですね。

うまくカールしないときには温度と角度に注意

外巻きでうまく巻けない原因となるのが、コテの温度と巻く時の角度です。コテの温度は160~180度が最もおすすめです。癖がつきやすく、髪の毛も痛みにくいとされているためです。また、巻くときに髪の毛が水平にならないようにしましょう。真横に巻きつけてしまうと、お嬢様のような縦ロールになってしまいます。

髪の毛を巻く時には、コテに対して髪の毛の角度が45度程度になるように工夫して巻きましょう。そうすることで縦ロールやうまく巻けない、といった失敗を防ぐことができます。そして、慣れてきたら自分のちょうど良い角度を探しましょう。

髪の毛がうまく巻けない!上手な内巻きの巻き方は?

上手な内巻きの巻き方は「内側にふんわりカールさせる」

上手な内巻きの巻き方は「内側にふんわり巻く」ことです。内巻きはとてもやわらかい印象になりますよね。きつく巻こうとするとうまく巻けない原因となってしまいます。そのため、内巻きをするときには少しずつ様子を見ながら巻いて、足りないところを追加で巻く巻き方が良いでしょう。

内巻きの上手な巻き方

コテを180度にしっかりと温める。

毛束をとり、髪の毛の中間あたりからコテのクリップで挟み内側に向けて巻く。

コテに髪の毛を巻きつけたまま5~10秒まつ。

コテから髪の毛を離して少し熱が取れたらほぐす。

内巻きのポイントは、髪の毛に癖をつけている時間と髪の毛をほぐすタイミングです。ふんわり巻きたいので、巻き具合を見つつ癖をつけている時間を調整します。毛束の量によっても時間が変わるので注意が必要です。また、少し熱が残っている状態で毛束をほぐすことでふんわり感を演出することができます。

最後に、先ほど巻いたよりも細い毛束をとって内巻きにします。この巻き方を左右各3箇所程度行いましょう。そうすることで細い内巻きの毛束がふわふわとして立体感を演出することができます。さらにやわらかい印象になりますので、普通の内巻きに飽きてしまったら試して欲しい巻き方です。

内巻きはとことんふんわり仕上げる

巻き終わったら、スタイリング剤で巻きがキープされるようにします。このときにおすすめなのがスプレータイプのスタイリング剤です。髪の毛を持ち上げ、内側からスプレーすると髪の毛の中に空気が入り、ふんわりと仕上げることができます。

特に黒色のロングヘアなどは巻いても重たい印象が残ってしまいます。そんなときに内側からスプレーすることでエアリー感を演出でき、ふわふわとした印象と黒髪ならではの清純さを醸し出すことができます。

うまく巻けないときには癖をつける時間に注意

内巻きでうまく巻けない原因となるのが、癖をつける時間です。内巻きの場合は、コテに髪の毛を巻きつけ熱を加える時間が長くなってしまうと、巻きすぎてキツい印象になってしまうことがあります。また、左右でカールの具合が違う、なんてことも。それを解決するためには、癖をつける時間の調節が大切です。

巻く際の毛束の量やコテの温度、髪質などによっても適当な時間は変わりますので、ぜひ自分に合った時間を探してみてください。さらに、巻いた髪の毛をほぐすタイミングも工夫するだけで思いのままのカールにすることができます。なんだかうまく巻けない、となった時には癖をつける時間が長すぎないか、確認しましょう。

髪の毛がうまく巻けない!上手な前髪の巻き方は?

上手な前髪の巻き方①「毛束をとってコテでパーツごとに巻く」

上手な前髪の巻き方の1つ目は、毛束をとってコテでパーツごとに巻く方法です。パーツごとに巻くことで微調整がしやすく、思い通りの前髪になりやすいです。この方法では、皮膚に近いところでコテを使いますので、十分に気をつけてくださいね。

コテで前髪を巻く方法

前髪を右、左、中央の3パーツに分ける。

流したい方向を決め、分け目に近いところから巻いていく。

分け目と反対側のパーツは、横の髪の毛となじませるように巻く。

微調整する。

上手な前髪の巻き方②「前髪全体をアイロンで巻く」

上手な前髪の巻き方の2つ目は、前髪全体をアイロンで巻く方法です。コテは全体が温まっていて、顔の近くで使うのは怖い、という方もいるのではないでしょうか。そんなときはヘアアイロンで前髪を巻くのがおすすめです。前髪用のヘアアイロンも販売されていますので、活用してみると良いでしょう。

ヘアアイロンで前髪を巻く方法

ヘアアイロンを熱します。

前髪全体をヘアアイロンで挟み、半回転させます。

数秒固定したら分け目に沿って流すようにヘアアイロンを離します。

上手な前髪の巻き方③「前髪カーラーで手軽に巻く」

上手な前髪の巻き方の3つ目は、前髪カーラーで巻く方法です。前髪カーラーは化粧品店やドラッグストアはもちろん、100均でも手に入る商品なので、手軽にすぐに試すことができます。コテやヘアアイロンで前髪をうまく巻けない、という方もこの方法なら簡単かもしれません。

前髪カーラーで前髪を巻く方法

前髪をまっすぐ下におろします。

カーラーをおでこ側から前髪の根元にあて、毛先まで滑らせて移動させます。

毛先からくるくるとしっかり巻きつけます。

カールがついたらとります。

このときに、カーラーをつけた上からドライヤーで温風→冷風と風を当てると癖がつきやすくなります。どうせなら、しっかりカールされるカーラーを安価で手に入れたいですよね。様々なものを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

前髪はスタイリング剤を効果的に使う

雨の日なんかは、せっかく巻いた前髪のカールが取れてしまって悲しくなりますよね。そんなときにはワックスを使ってしっかりキープしましょう。少量を人差し指でとり、親指と擦り合わせてなじませます。それを髪の毛の流れに沿って毛先の方に多めにつけます。

人気の斜め前髪だけでなく、ラフさを出せるかき揚げ前髪、流行のシースルーバングについてもおすすめのワックスを紹介しています。

うまく巻けないときには髪の毛を少しずつ丁寧に巻いてみる

前髪がうまく巻けないときには、少しずつ丁寧に巻くようにしてみましょう。前髪は顔の一部といっても過言ではありませんから、失敗した時のショックは大きいですよね。でも、少しずつ丁寧に巻けばうまく巻けないといった失敗を回避することができるんです。温度は低めに設定して挑戦してみましょう。