パーソナルカラーがオータム(秋色)タイプの人は、柔らかみのある癒しを提供する雰囲気が特徴的です。秋らしい渋みや深みのある色味が似合う落ち着いたイメージを持っています。今回は、パーソナルカラーがオータム(秋色)タイプにあたる人に向けて、似合うファッションやメイクについて詳しくご紹介していきます。

パーソナルカラーオータム(秋色)とは?

パーソナルカラーの診断方法とオータム(秋色)の特徴

パーソナルカラーとは、「自分に一番似合う色」をいいます。肌の色や質感、瞳の色、髪の毛の色などによって、基本的に大きく春夏秋冬の4つの種類に分けられます。あとは、色合いがブルーベースなのか、イエローベースなのかによっても細かく分類され、最終的には16のグループに分けられます。

パーソナルカラーの診断方法については、質問に答えていくタイプのものとカラー布を首や手に当てて探していくタイプのものがあります。自分にどんな色が似合うかによって、ファッションやメイク・髪色に取り入れると良い適切なカラーが見極められるのです。

パーソナルカラーがオータム(秋色)の人は研ぎ澄まされた深みのある雰囲気が特徴的で、周囲の人を和ませる雰囲気を持っています。黄味がかった肌色と暗めの髪質・吸い込まれそうなソフトな瞳により癒しの存在となりやすいです。可愛い印象というよりかは、大人っぽく落ち着いたイメージを与えることが多くなっています。

パーソナルカラーオータム(秋色)に似合う色は深みのある色!

パーソナルカラーがオータム(秋色)の人には、「秋」を連想させる色がとても良く似合います。原色みたくはっきりとした色味ではなく、落ち着いた暗めで少しくすんだような色合いが似合うというのもポイントです。同じイエローでもレモンのような黄色ではなく、マスタード色のようにくすみ入りのカラーがなじみやすいです。

ほかにも、暗めの色とも相性が良く、コクのあるブラウンや深みのあるグリーンなどが似合います。白を選ぶときには、真っ白やオフホワイトよりも少しベージュよりの色味を選んだ方がいいでしょう。「深み」や「渋み」が似合うというのも、パーソナルカラーがオータム(秋色)であるからこその特徴となっています。

パーソナルカラーオータム(秋色)の肌色の人に似合うメイク11選

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うメイク①マットな肌

パーソナルカラーがオータム(秋色)な人は、マットな質感の肌が似合います。もともとの滑らかでハリのある肌質をそのまま活かして、マット肌を作り出しましょう。リキットタイプのファンデーションを用いるのではなく、パウダータイプを用いた方が肌にもなじみやすいです。

ファンデーションの色味としては、黄味の入ったベージュやライトベージュ・イエローベージュを選ぶといいでしょう。ベーシックなオークルでもとてもよく肌になじみます。あまり明るすぎる色味や青がベースにある色味は、浮いたり顔自体をくすま瀬たりするためイエローをベースに考えるようにしましょう。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うメイク②ツヤは最低限のみ

パーソナルカラーオータム(秋色)タイプは、素材がまるで陶器のような肌をしているためツヤを意識してしまうとテカリのように見えてしまう可能性が高まります。「ここだけはツヤが欲しい」と思う部分以外には、無理にツヤを作ろうとせずにマットな質感を残しておくようにしましょう。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うメイク③太眉

パーソナルカラーオータム(秋色)タイプには、太眉が似合います。似合うとされる色自体が暗めで深い色味であるため、眉を太くしても雰囲気から浮いてしまう心配はありません。ただし、顔をきりっと見せたいときやかなり濃い目の色を用いるときには、太すぎる眉毛を書いてしまわないように注意しておきましょう。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うメイク④単色アイメイク

パーソナルカラーオータム(秋色)タイプの人には、単色のアイシャドウのみで目元を仕上げるメイクも似合います。なりたい目元に合わせて色味を選び、ラメやグリッターなども用いずに一色で仕上げます。きりっと見せたいときには深めのブラウンを、ふんわりさせたいときは明るめのブラウンやカーキを使うといいでしょう。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うメイク⑤マットアイシャドウ

パーソナルカラーがオータム(秋色)タイプにの人は、ラメやグリッターを苦手とします。顔全体の渋みとキラキラとしたプリティーさが喧嘩してしまうのです。アイシャドウにはマットな質感を選びんで仕上げる方がいいでしょう。

もしどうしてもラメを乗せたいというのであれば、ギラギラとした大粒のラメ入りアイシャドウよりも小さい粒子のものを選びます。このとき、シルバーやピンク系のラメを選ぶのではなく、ゴールドを選ぶことがポイントです。ゴールドはほかのラメよりも肌なじみがいい色味となっています。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うメイク⑥ブラウンライン

パーソナルカラーがオータム(秋色)の場合は、目自体にきつい印象がなく優しい雰囲気が漂っています。黒のアイライナーを使ってしまうと、せっかくの柔らかいイメージが打ち消されてしまう可能性が高くなります。秋らしい柔らかな印象を残すためにも、アイラインにはブラウン系を用いりましょう。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うメイク⑦くすみ系チーク

パーソナルカラーがオータム(秋色)タイプの人には、くすみ系のカラーがとても良く似合います。特に、大人っぽい独特な雰囲気にはオレンジよりの色がよく似合います。オレンジと一言で言っても、みかんのように鮮やかな色味ではなく、柿やビワなどの少しくすみのあるオレンジがいいでしょう。

また、ピンク系のチークを用いた場合には少し幼いイメージにはなります。サーモンピンクやコーラル系の色味が似合います。赤のチークが似合うという特徴もあり、真っ赤ではなくトマトレッドのような深みのある赤に挑戦してみてもいいでしょう。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うメイク⑧チーク兼ブロンザー

パーソナルカラーがオータム(秋色)タイプの人はチークの色味がそれほど明るいものではないため、チークとブロンザーを兼ねて仕上げてもいいでしょう。落ち着きある雰囲気に濃い目のチークカラーを入れてしまうと頬だけが浮いてしまいます。暗めのオレンジやベージュカラーのチークで二役こなすのもいいでしょう。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うメイク⑨マットリップ

パーソナルカラーがオータム(秋色)タイプの最大の特徴は、「マット」な質感が肌に馴染みやすいというところです。本来の素材を活かすためにも、唇にもマットな質感のリップを選びましょう。ヌーディー系のカラーや深みのあるカラーが似合うため、ベージュや落ち着いた赤などが似合うでしょう。

ただ、マットな質感のリップは乾燥や縦割れが生じやすいため気になる場合には、ベースをきちんと塗ってあらかじめ潤いを仕込んでおいたり、少しじんわりとした質感のあるルージュタイプのリップを用いたりして対処するようにしましょう。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うメイク⑩ポイントはカーキ

パーソナルカラーがオータム(秋色)の人には「カーキ」がとても似合う色となっているため、ポイントとして用いるときには積極的に使うといいでしょう。緑色自体がぼんやりとした色味ではないため、くすんだ色合いのカーキ色であってもぼんやりとした印象にはならず引き締め効果も期待できるでしょう。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うメイク⑪マットメイク

パーソナルカラーがオータム(秋色)タイプの人には、ツヤ感やラメ感よりもマットな質感が似合います。もとの落ち着いたイメージを壊さず、より顔をはっきりと明るく見せてくれます。変にツヤを入れてしまうとテカリと勘違いされたり、ラメ感が強いとその部分が浮いて見えたりしてしまいます。

基本的に足し算メイクというよりは、いらない工程を省いていく引き算メイクの感覚に近いです。顔全体をキュッと引き締めるためにも、バランスが悪くなってしまわないためにも、マットな質感のアイテムをメインにメイクをするようにしましょう。

パーソナルカラーオータム(秋色)の肌色の人に似合うファッション9選

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッション①シンプル

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッションは、アイテム一つひとつの色を抑えたスタイルです。パキッとした色合いのものは入れず、暗めの色でまとめます。白を取り入れるときには、明るすぎない控えめなものを選ぶと肌馴染みが良くなります。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッション②深みグリーン

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッションは、ポイントカラーとなる深みのあるグリーンをメインにスタイルです。また、ゴールドも肌になじみやすい色となっている上に、ゴールド×深めのグリーンは相性が抜群です。足元に白を持ってくるときは、少し明るめのものでも顔と離れているため問題ありません。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッション③ハイウエスト

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッションは、ハイウエスト気味に似合う色を持ってくるスタイルです。トップスの見える割合を減らして、肌馴染みしやすいカラーを高めの位置に持ってきます。そうすることで明るめのカラーであっても、範囲が狭いため明らかに浮いてしまうということはありません。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッション④Iライン

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッションには、ロング丈で大人っぽさを惹きたたせるスタイルも挙げられます。羽織ものを明るめのカラーで合わしていても、トップス・パンツで引き締められているためスタイルアップ効果があります。

また、足元にはくすんだカラーを合わせているため、内と外で締め+華やかさがしっかり計算されています。明るい色を使うときでも、くすみカラーを忘れないようにするだけで、全体的なバランスがうまく取れるようになります。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッション⑤定番カラー

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッションのポイントとして、定番の白・黒・ベージュを用いるときれいにまとめられるというものがあります。

特に、肌馴染みのいいベージュを上ではなく下に持ってくることによって、全体のバランスが取りやすくなります。顔に近い位置よりも、下の方に取り入れて位置を高めることによって足長効果や引締め効果が期待できるのです。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッション⑥サファリ

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッションには、自分に似合う色を入れるのが一番です。深みのある色やコクのある色を顔に近づけて取り入れることで、一気にパッと垢抜けた印象になります。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッション⑦クルーネック

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッションには、ポイントカラーともなるカーキやモスグリーンを取り入れるスタイルです。ウエストをしっかりとマークして、ベルトを締めることで引き締め効果もあります。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッション⑧秋カラー

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッションには、秋らしさを感じされるカラーでまとめるスタイルも挙げられます。夏であってもノースリーブで涼しさを取り入れつつ、秋カラーを使用すればそれほど重たい印象にはならないでしょう。

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッション⑨パンプス

パーソナルカラーオータム(秋色)さんに似合うファッションアイテムとして、パンプスがあります。もともと大人っぽい印象で落ち着きのある雰囲気には、女性らしさを惹きたたせるパンプスがぴったりです。

ポイントとしては、あまりヒールの高いパンプスを選ばないことです。自分の身長に対して不自然にならないくらいの高さがベストです。背が低いという人は2〜5cmほどを目処に選ぶといいでしょう。

色味はベージュやブラウン系のヌーディーなカラーを選ぶほど、女性らしさや大人っぽさが強調されます。