「安さ」だけの時代は、終わりました。

関東を中心に15都県で136店舗(2022年12月時点)を展開する「ベイシア」
関東を中心に15都県で136店舗(2022年12月時点)を展開する「ベイシア」
 スーパーマーケット専門家のスギアカツキです。

 国内外のスーパーにリアルに足を運び、少しでも多くの方々に楽しい・うれしい情報をお届けしようと日々真剣にリサーチをしています。

 今回は私がこれまでご紹介したことのない、急成長を続ける激安スーパーをご紹介したいと思い立ちました。そのスーパーとは、「ベイシア」。みなさん、ご存知でしょうか?

◆ベイシアはカインズやワークマンと同グループ

 ベイシアは、群馬発祥のスーパーマーケット。1959年に「いせや」として創業し、その後名称変更して「ベイシア」となりました。

 現在は関東を中心に15都県下(群馬、埼玉、茨城、千葉、東京、栃木、福島など)に136店舗を展開、アメリカ・ウォルマートのような「スーパーセンター」の業態を強みにしながら成長を続けています(※)。

 正直なところ、ベイシアという名前を聞き慣れない人も少なくないでしょう。しかしながらカインズやハンズ、ワークマンが同グループだと知れば、勢いのある企業としてのイメージがついてくるかもしれません。

 ちなみに私がベイシアのファンになったきっかけは、「サバ缶」。サバ缶ブームの際に本当においしくてコスパに感動する名品を探したところ、ベイシアのすばらしさに深く感動したのです。

私が感動した「お魚屋さんの鯖水煮(塩糀入り)」と「お魚屋さんの鯖味噌糀煮」 各278円(以下、税込)
私が感動した「お魚屋さんの鯖水煮(塩糀入り)」と「お魚屋さんの鯖味噌糀煮」 各278円(以下、税込)
 いまやスーパーのプライベートブランド(PB)商品は、安いだけでは選ばれない時代です。サバ缶をきっかけに安さ以上の魅力を兼ね備えたアイテムを探してみたところ、ベイシアにはたくさんの名品があることに気がつきました。

 そこで今回は、私が心から驚いた!「ベイシアの魅力ポイント」を5つ、オススメ商品と共にご案内してみたいと思います。

※ベイシア売上高:3020億円(2022年2月末)