たまに自分の寝言で起きてしまうことありませんか?就寝中に夢の中に衝動的になり、叫んだ瞬間起きてしまうことや家族に言われて自分が寝言を言っていたことを知らされる。寝言を言うことで睡眠の質に影響があるのでしょうか。今回は寝言の原因や改善方法について解説しいきます。
寝言を言うのはなぜ?
睡眠中に寝言を言うことは「睡眠時随伴症(パラソムニア)」という障害の一種だと言われています。睡眠時随伴症とは、睡眠中に起きる異常な行動として寝言以外におねしょや歯ぎしり、夢遊病(睡眠時遊行症)などがあげられます。この睡眠時随伴症は、子供や大人問わず症状が表れるます。「障害と聞くと危ない病気なの?」と思いがちですが、原因によってさまざまです。
寝言の原因
- 睡眠中に夢に反応して、何かを喋ってしまう。
- 強いストレスや不安感が原因で寝言が増えていく。
- 眠りが浅く、脳が活動することで言葉がでてしまう。
年齢別
①乳幼児の場合
睡眠中に起きた出来事を頭の中で整理しようと寝言を言うことがあります。ほとんどの場合は成長の過程において起こる現象なので自然に治ります。
②子供の場合
夜泣きと同じように子供の寝言は、成長の過性で起きるものなので自然に治ります。
③大人の場合
朝方や眠りが浅くなるタイミングなどに脳が活動しています。睡眠が浅い状態の時は、寝言が起きやすい状態なのでそこまで心配をする必要はありません。
①寝言の頻度が極端に多い
②寝言の声がかなり大きい
そんな場合は、精神や肉体的に強いストレスを受けていることも考えられます。その他では、何かの病気が関係している場合もあります。いびきと同じように大きな寝言は周囲の人の睡眠に悪影響を及ぼします。本人や家族のためにも寝言の対策を心掛けた方が良いでしょう。
寝言を改善する方法
いびきと同様に寝言は周りの人に聞かれて恥ずかしいと感じてしまいます。そんな寝言の改善方法について説明します。
・快眠できる環境に心がける
リラックスできる空間づくりや寝室の温度、自分にあった寝具に変えるなど睡眠の質も改善されていき、ストレスを軽減できるようになり、寝言の改善につながります。
・生活習慣を見直す
食事の栄養バランスや運動、趣味をもつなどストレス解消につながるような生活習慣を見直していくことで睡眠の質が改善され、寝言の改善につながります。