TBS系朝のバラエティ番組『ラヴィット!』のMCなどで大活躍の麒麟・川島明が、2022年に話題となった人に贈られる『LINE NEWS AWARDS 2022』の芸人・タレント部門を受賞し、12月14日に行われた授賞式に出席した。
飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中の川島だが、一方で同日、相方の田村裕が吉本興業を退所すると、ニュースサイト「NEWSポストセブン」が報じた。
記事では〈実は田村さんが、吉本を退所する決意を固めたようです。ただ、川島さんは吉本に残り、麒麟も解散しないと聞いています〉というテレビ局関係者の証言を紹介。最近では芸人としての仕事が減り、バスケットボール関連の仕事が増えているという田村。コロナ禍の影響もあり、懐事情も厳しくなっており、今後の人生について真剣に考えるようになったという。吉本とは契約についての話し合いを行っているところで、エージェント契約となる見通し、川島は吉本に残り、コンビも解散しない方向だと報じている。
この報道に対し、川島は15日放送の『ラヴィット!』で、「あの記事、何? ないから、そんなの」と否定。記事を見てすぐに田村に電話して確認したという。田村本人も、16日にTikTokでの生配信で、視聴者からの質問に答える形で「辞めませんから、ホンマに。(『探偵ナイトスクープ』の)探偵も辞めません」「解散も退所もないです」などと否定した。
今回の一連の騒動について、とあるお笑い事務所関係者は違和感を覚えたと話す。
「記事を読むと、田村さんは吉本とエージェント契約になるということですが、エージェント契約になった場合、“退所”という言葉に違和感があります。“吉本を退所する”と表現したのは、エージェント契約を解消した、極楽とんぼ加藤浩次、なかやまきんに君などです。また、エージェント契約を結ばずに、マネジメント契約を終了したオリエンタルラジオも“退所”でした。だから、麒麟田村さんが、エージェント契約を結んだとしても、それは“退所”ではないと思うんですよね」
しかし、現在田村の芸人仕事が減少し、バスケ仕事がメインになっているのは確かだろう。だからこそ、エージェント契約を結ぶ可能性は高いとも言われている。