プレ花嫁のみなさま、こんにちは!

神奈川県のご当地ライターのゆいまるです♡*

結婚披露宴の準備に欠かせないものの1つが ゲストに渡す引き出物。

今回は、引き出物の中に入れる縁起物には どのようなものがあるのか、見ていきたいと思います*

参考にしてみてください*

引き出物とは?

『DRESSY』より引用
(画像=photo AC,『DRESSY』より引用)

結婚式に参列していただいたゲストへのご祝儀のお返しとしてお渡しする引出物。

ゲストへのギフトとして準備するものは 引出物+引き菓子という花嫁さんをよく見かけますが、じつはご祝儀のお返しとして正式なのは「引出物」「引き菓子」「縁起物」の3点をセットなんです!

結婚式というお祝いの場では、ご祝儀も「割れる・分かれる」ということを連想させるような偶数を避ける傾向にあり、このご祝儀のお返しも同様で、縁起物を加えた3点セットにすることで偶数を避けるという考え方が浸透したと言われています。

そもそも“縁起物”とは?

『DRESSY』より引用
(画像=photo AC,『DRESSY』より引用)

「縁起物」とはその名のとおり、「縁起がいい」とされる物のことです。

じつは結婚式だけでなく節句や長寿のお祝いなど、人生の節目節目で縁起物を贈る風習があります。

縁起やおもてなしの心を大切にする日本人ならではの風習ですよね。

結婚式というお祝いの場にふさわしい、縁起を祝う意味をもつ品物を選びます。

縁起物にはどんなものがある?

鰹節&出汁

『DRESSY』より引用
(画像=photo AC,『DRESSY』より引用)

特に鰹節は、名前・形・製造方法にいたるまで縁起の良いものばかりです。

「出汁によし、薬味によし」と使い勝手のいい鰹節は、多くの家庭では料理にかかす事の出来ない料理の定番品です。

食は健康の源であり、日常的に使用するものだからこそ贈られた側の健康への配慮としても受け取る事が出来ます。

軽いのでゲストが持って帰るのにも負担にならず、引き出物として昔から人気を集めています◎

また、かつお節はかつおの背側の身を使った「雄節」と腹側の身から作られる「雌節」あるんです。

雄節と雌節がきれいにぴったりと合う姿から“夫婦円満”の象徴として贈られるようになり、結婚披露宴では縁起の良い引き出物として重宝されています*

こんぶ(昆布)

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

昆布は『広布(ひろめ)』と呼ばれていました。

昆布の形を表した呼び名ですね!

政略結婚が当たり前だった時代は、祝いの宴というより、◯◯家と◯◯家が結婚により、強い同盟を結んだと内外に広める意味合いが強かったのかもしれません。

「ご両家の結びつきが、より広まるように」と願いを込めて『広布(ひろめ)』である昆布を縁起物にしていたそうです*

また、「喜ぶ」のごろ合わせで「よろこんぶ」、子宝を祈って「子生婦(こんぶ)」と書いたり、いろいろな縁起を担いだアイテムでもあるんです♪

縁起物の昆布は特にご夫婦ゲストにおすすめです*

また、年齢の高い年配のゲストは、馴染み深く結婚式の引き出物には欠かせないと考える人もいます。

和食には欠かせない食材であるため一人暮らしの方でもお料理が好きなゲストには喜ばれますよ♪

昆布そのまま以外にも、おつまみやお茶菓子にぴったりな個包装された結び昆布、昆布茶、昆布だしのお茶漬けセットなど、日常的にお料理をしないゲストにも喜ばれるような昆布グッズがオススメです☆

お米

『DRESSY』より引用
(画像=photo AC,『DRESSY』より引用)

日本人なら誰でも喜ぶお米は、もらって嬉しい引き出物の1つ。

古来、お米は食べ物の中でも特に重要視されており、神に献上する収穫物としても多く使われてきました。

また、米という漢字は、漢数字の八と十の組み合わせでできています*

この数字は縁起が良く、末広がりに運が開けていくという意味が込められています。

お米には八十八の神が宿っているともいわれています*

かつお節や紅茶などに比べるとやや重みがありますが、1食分のコンパクトサイズも販売されているのでさほど持ち歩きに不自由しません。

新郎新婦の産地にこだわったお米や「新米夫婦」などネーミングにセンスを感じられるものが人気を集めているようです♪

バウムクーヘン

『DRESSY』より引用
(画像=photo AC,『DRESSY』より引用)

バウムクーヘンが縁起物と言われる理由は「大木の年輪のような断面」にあります。

年輪は長寿と繁栄をイメージさせることから、縁起が良いお菓子とされているのです。

また、バウムクーヘンは生地を完成させるまでに、円筒に生地を塗り付け、その円筒を回転させながら生地を焼き固めるという作業を何度も繰り返します。

時間をかけて丁寧に一層一層焼き上げる工程により、断面が木の年輪に似ていることから「繁栄」「長寿」「幸せを重ねる」といった意味も持ちます。

新郎新婦の門出にふさわしいと結婚式の引き菓子としても人気があります♡

紅茶

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

中国では古来より紅茶は不老長寿の秘薬として重宝されてきた歴史があります*

当時は高貴な人しか飲むことができなかったため、長寿につながる縁起物と伝わっていたそうです♪

紅茶のギフトは見た目がおしゃれなものも多いところが魅力ですね♡

また、「幸茶」と字を当てることができます*