「2009年のカレンダーでは、青のビキニショットを披露。しかし、よく見ると本来背中で止める部分を首から下げ、肩紐で背中を止めているのです。このミステイクにスタイリスト、カメラマン、本人が気づかないまま撮影が進み、チェックもスルーされて発売されてしまいました」

 これは本人もネタにしていたからまだよかったが、さらなる試練の予兆となった。

「2010年8月放送の『グータンヌーボ』(フジテレビ系)に出演した際、平野が過去の恋愛経験について赤裸々に語ったことで、アイドル声優として幻想を抱いていたファンが“裏切られた”と失望し、アンチを大量に生む結果に。数多くの批判が寄せられると、平野は自身のブログで、『ツイッターで死ねとか嫌いになったとか書くのやめて。せっかくみんなとのライフラインができたのに』と訴えましたが、このライフラインという言葉すら『金ヅル』という意味ではと皮肉られるほどの大炎上状態となりました。ネットでは金をつぎ込む熱心なファンのことを『ライフライナー』と呼ぶような妙な盛り上がりも見せ、さらに平野が『あといい加減ライフライナーとかやめない?』『何でそんなに曲がった解釈するのか分からない』などと下手に反発してしまったため、なかなか収束せず、この事件がきっかけとなってアニメ仕事中心から女優業やバラエティ出演などマルチにシフトしていくように」(前出・週刊誌記者)

 この“ライフライン事件”の3カ月後には、「私が積み重ねてきた今までを、全て否定されてる」「急な方向転換も何とも思わず無理矢理やってしまう。今までの事を全て忘れて一からやり直せなんて」「私をどんな方向性に持って行きたいのか提示しないでふらふらしている」などと、芸能活動の方向性をめぐって13年所属している事務所を猛然と批判するツイートを連投し、ファンをざわつかせた。

「平野は『今心行くまで話し合っています』とも打ち明けていたが……。水面下では、平野がダマで別の事務所への移籍を画策し、これが発覚して当時の事務所スタッフに土下座して許してもらったという騒動があったとも」(同)

 極めつけは、その翌年7月。月刊誌「BUBKA」に掲載された、男性との“ニャンニャン写真”流出スキャンダルだった。