バラエティ番組を手がける放送作家はこう語る。

「ケンコバさんら共演者の村山さんに対する優しさを感じるイジりでしたね。スキャンダルのあった岡田さんはただ同じグループというだけでなく、公私ともに仲が良かった上に、本筋とは関係ないものの記事の中で村山さんの名前も出ていただけに、騒動を完全にスルーしてしまうほうが不自然。かといって、友人のスキャンダルに心を痛めているであろう村山さんに、核心を突くような話をするわけにもいかない。それゆえのイジりなわけですが、ただ笑いに昇華するというだけでなく、ケンコバさんらが村山さんをイジるという形にすることで、村山さんも喋りやすくなる。でも具体的に騒動の話には切り込まない。見事な対応でしたね」

 このあたりは、長年にわたってバラエティ番組の最前線で活躍し続けているケンコバやアンガールズの2人の力量が遺憾なく発揮されたように思える。

「加えて、あの3人は共演者のスキャンダルには慣れっこですからね。『アッパレやってまーす!』の水曜日といえば、スキャンダル経験のあるAKB4・柏木由紀さんが長らくレギュラー出演していましたし、一昨年の7月には、当時のレギュラーだった小倉優香さんがオンエア中に突然『辞めさせてください』と番組降板を申し出る騒動を起こしましたからね。こうした修羅場をくぐってきた経験が、今回の対応にも生きたと言えるでしょう」(スポーツ紙の芸能担当記者)

 いずれにせよ村山がケンコバらに救われたのは間違いないだろう。


提供・日刊サイゾー

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