Snow Man、ビルボード3冠の偉業! ブレイクの象徴は目黒蓮、影のMVPは…?
(画像=Snow Man・ラウール、渡辺翔太、目黒蓮、『日刊サイゾー』より引用)

 ジャニーズの人気グループ「Snow Man」が、8日に発表されたビルボードジャパンの2022年の年間チャートで、シングルセールス、アルバムセールス、総合アルバムチャートで首位を獲得し、3冠を達成した。

 年間総合アルバムチャートでは、9月にリリースした2ndアルバム『Snow Labo. S2』が首位を獲得。年間売り上げ枚数98万4357枚でCDセールス1位となり、PC等によるCD読み取り回数を示すルックアップでも3位で堂々の「総合1位」となった。総合2位はなにわ男子の1stアルバム『1st Love』、3位はAdoの『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』で強力なライバルを抑えた形だ。Snow Manとなにわ男子は年間アルバムセールスチャートでも1位(98万4358枚)と2位(86万5307枚)となっている。

 年間シングルセールスチャートでは、7thシングル『オレンジkiss』が94万1288枚を売り上げて1位に。2位が6thシングルの『ブラザービート』(91万751枚)、3位が5thシングルの『Secret Touch』(87万7615枚)でトップ3を独占し、圧倒的な強さを見せつけた。昨年は3rdシングル『Grandeur』(103万567枚)で年間1位となっており、シングルセールスチャートで連覇の偉業を成し遂げたことになる。

 これを受けて、Twitter上では「年間シングル、アルバム1位おめでとう~!」「シングルTOP3全部Snow Manでほんとすごい!」「すごい活躍だなあ。私も今年、Snow Manの沼にあっという間にはまったもんなぁ」といった声があがり、トレンドワードに「Snow Man」「ビルボード」が入る反響を見せた。

 名実ともに「今一番売れているアイドルグループ」になったSnow Man。彼らの人気について、レコード会社の関係者はこう語る。

「2020年のデビューからミリオンヒットを飛ばしていたSnow Manですが、2年経っても勢いが落ちない。今年は『ブラザービート』と『オレンジkiss』の2作がシングルとしてリリースされましたが、どちらも90万枚超えという驚異的な売り上げを記録。特に『ブラザービート』はTikTokでバズり、従来のファン以外にも彼らの魅力が届いたことが大きな成果となったのでは。一方、あまりに人気が急激に高まりすぎてコンサートのチケットがプラチナ化し、ファンから『チケットが全然取れない!』と大ブーイングが起きています。爆発的に売れているのに現在はアリーナ規模の会場でしか公演がないので無理もありません(苦笑)。とはいえ、ジャニーズ事務所にもファンの声は届いているようですし、来年はいよいよドーム公演に乗り出すでしょう」

 今年のSnow Manの快進撃はCDセールスに限った話ではない。メンバー全員で主演を務めた3月公開の映画『おそ松さん』は観客動員数110万人、興行収入16億円を突破するヒット作に。上映館数は200館規模で、一般的には「興収5億円で成功」といわれるが、その3倍以上の数字を叩き出した。