子どもへのクリスマスプレゼントは大丈夫?
親から子への贈与も、基本的に贈与税の対象となります。ただし上述の通り、常識的な範囲にとどまるクリスマスプレゼントは基本的に贈与税の対象外です。
他にも、親が子の生活費や教育費などを支払うケースでも、一般に贈与税は発生しません。ただし、やはり常識の範囲を超えて支払われる生活費や教育費は、贈与税が発生しうるため注意が必要です。
「社会通念上相当」かどうかが境目!?
多くの場合、クリスマスプレゼントで贈与税は発生しないでしょう。「社会通念上相当」な贈り物は、贈与税の対象外と認められているためです。
ただし「社会通念上相当」の判断は難しく、一概に非課税となる水準を断じることはできません。高額なクリスマスプレゼントを受け取った場合、税理士などの専門家に相談するようおすすめします。
参考:国税庁「タックスアンサー No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)」
文・若山卓也(ファイナンシャル・プランナー)
証券会社で個人向け営業を経験した後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動中。証券外務員一種、AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有。
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