今年、早くもネット上で苦言が寄せられているのは、出場者に対してではなく審査員のほうだ。その顔ぶれは、麒麟・川島明、アンガールズ・田中卓志、ドランクドラゴン・塚地武雅、笑い飯・哲夫、マヂカルラブリー・野田クリスタル、友近の6名だが……。

「『THE W』は女性芸人の大会なのに、女性審査員は友近1人だけという点が気になった人は少なくない様子。ネット上では『なぜ男性ばかり?』『運営は何を考えているのか』『審査員に男性がいてもいいとは思うけど、女性が1人なのは明らかにおかしい』という疑問が散見されます。ちなみに『THE W』はこれまでの大会で必ず複数人の女性審査員を起用しており、昨年は審査員7人中3人(友近、久本雅美、ハイヒール・リンゴ)、一昨年は6人中2人(久本とリンゴ)、その前は6人中3人(久本とリンゴ、清水ミチコ)が女性タレントでした」(同)

 一部では「最近は審査員も視聴者から叩かれやすいし、オファーがあっても引き受けにくいのかも」と想像する声もあるが、それにしても今年の審査員は男女比があまりにアンバランス。このことが、本放送時にどのような波紋を呼ぶか、ステージはもちろん審査員の言動を注視しておきたい。