もちろん、面通し以外にも、凶器の発見や、撮影所に設置されていた歩行発電装置のデータなどほかの証拠も固められ、生駒は捕まることとなった。しかし、“馬に犯人を聞く”という前代未聞の展開に、ネット上の視聴者は「神回ならぬ馬回」「面白すぎる」とネタにしている様子。一方で、「素っ頓狂なことをやってるな」「馬に面通しってあり得なくない?」などのあきれた声も噴出した。

「『科捜研の女』といえば、11月15日に放送された第5話でも、事件に“動物”が関わっていると話題に。この回では、大学の動物音声学研究室に所属する助教が何者かに殺害されますが、その犯人を目撃したのが猿というストーリーでした。また、その後、犯人は中国の大学の職員で、輸入禁止となっている絶滅危惧種である亀の一種・マラッカガメを盗むために研究室に侵入したことが発覚。亀を盗んでいるところを教授に目撃され、その亀で教授の頭を殴ったというオチだったんです」(同)

 この衝撃的な展開に、ネット上の視聴者たちは「猿回と見せかけて亀回」「人は亀の甲羅でぶん殴られると死んでしまうのか」「亀で人を殴り殺すって、伝説に残る回でしょ」など、斬新すぎる殺害方法に困惑していたようだ。

 動物を事件のカギとすることで、制作陣は話題性を狙っているのかもしれない。今後もこうした動物絡みの物語が生まれるのか、注目したい。