秋になると、暗めなトーンのファッションが増えるせいか、メイクも落ち着いたブラウンやゴールドなどが主流になってきます。

赤系のアイシャドウ
写真はイメージです。(以下同じ)
 なかでも今年は、紅葉を思わせるボルドー(赤系)のアイシャドウや口紅を使ったメイクが人気だったようです。

◆顔色の悪さを気にして、デパートの化粧品売り場へ

 今野明日香さん(仮名・32歳)は、キャンプ道具やアウトドア用品を扱うメーカーの製品管理の部署で働いています。週の半数がリモートワークになったのをきっかけに、自分のメイクが気になるようになったといいます。

「自宅勤務が続いたので、日焼け効果のあるBBクリームにリップを塗るだけの簡単メイクで済ませていた日もあったんです。でも、パソコンでオンライン会議の時に自分の顔が映し出されると、なんとなく顔色が悪いんですよね。ちょうどファンデーションが切れる時期だったので、久しぶりにデパートの化粧品売り場に行ったんです」

 そこでBA(ビューティーアドバイザー)から、顔映りが良くなるメイクのアドバイスを受けます。