なにわ男子、事務所の猛プッシュとキンプリ空中分解が“追い風”に…「初ドームツアー」に抜擢の噂も
(画像=なにわ男子、『日刊サイゾー』より引用)

 2022年に前年と比べて検索数が急上昇した人物や作品などをランキング形式で表彰する「Yahoo!検索大賞2022」が5日に発表され、なにわ男子がミュージシャン部門の1位を獲得した。今年は彼らにとって大ブレイクの年だったといえるが、ファン層の拡大やジャニーズ事務所のプッシュによって来年もさらなる飛躍が期待できそうだという。

 なにわ男子の「急上昇理由」として、Yahoo!は「今年1stアルバム『1st Love』をリリース。また、デビューツアーの開催や多くのテレビ番組への出演などで検索数が上昇しました」と指摘。同じジャニーズ関連では、29年ぶりの再結成が話題になった男闘呼組が3位、昨年に続いて大活躍だったSnow Manが7位、デビュー25周年を迎えたKinKi Kidsが9位にランクインしており、なにわ男子は偉大な先輩や強力なライバルを押しのけての1位となった。

 Twitter上では「なにわちゃん本当にすごい!」「おめでとう!今年はほとんど毎日メンバーが誰かしらメディアに出てるから検索数増えたんだろうね」「なにわ男子の今年の活躍はまさにブラボー!」などと祝福の声があふれ、トレンドワードに「#ヤフー検索大賞」「なにわ男子」が入るなど反響が広がった。

 なにわ男子は昨年11月にデビューし、今年はCDセールス、ドラマ・映画出演、バラエティ、CMなどあらゆる面で存在感を発揮して、まさしく飛躍の一年となった。持ち味である「あざと可愛さ」を武器にZ世代を中心にした若年層から絶大な支持を獲得してきたが、来年以降は新たな魅力を見せてくれそうだという。あるエンタメ誌の編集者はこう指摘する。

「一昔前のジャニーズ系グループは、歌にしてもダンスにしても『下手だけどかわいい』といった見方をされる傾向がありましたが、最近は実力派が優遇されるようになってきました。Snow ManやKing & Princeがその代表格といえますが、現在『あざと可愛い』路線で売っているなにわ男子のメンバーたちも実は歌やダンスの実力が非常に高い。今年はTikTokなどでウケのいい『可愛い』系の楽曲で若者層の心をつかみましたから、来年以降は高いスキルを活かせる本格派のダンスや歌で魅せるような曲が増えていくのでは。そうなればファン層がもっと広がり、今以上の人気を獲得できそうです」

 なにわ男子は急に売れっ子になった印象があるが、ジャニーズ入所からCDデビュー日まで“歴代最長”となる17年9カ月を要した藤原丈一郎をはじめ、長い下積みを経験したメンバーが少なくない。大橋和也も10月にテレビ朝日系バラエティ『かまいガチ』に出演した際、「関西ジャニーズJr.時代のライブが雑誌で特集されても、西畑大吾とかは大きく載っているのに僕は端に小さく写ってるだけ」「後輩の永瀬廉や西畑の教育係だったのに、彼らが組んだユニットのバックダンサーを務めた」といった長い不遇時代のエピソードを語っていた。