「理由の1つは映像に臨場感を持たせるためです。得点が入ったシーンのファンの歓喜の表情や、点を取られたチームの落胆の映像は必須ですし、危険なプレー時のブーイングの映像も欲しい。一方、グラウンド内だけでは映像がもたないような場面もあります。試合がダレて観客席でウェーブが発生すれば、それも試合状況を伝える1つの要素になりますし、子どもや家族連れが笑顔で試合を楽しんでいる様子を映すことで、“緊張と緩和”を生むテクニックもあります。

 優先順位が高いのは、派手なペイントや扮装をしている人、応援ボードを持っている人、子ども、そして女性です。海外は観客席イジりが激しく、1人の客を延々と映したり、アナウンサーがイジったりすることもありますが、SNSの普及もあり、日本は観客席イジりはおとなしめ。個人を映すことはなく、“点”ではなく“面”として映すようにしています。技術的にはAIで顔にモザイクを入れる機能が開発されており、将来的には観客の顔は映らないようになるかもしれません」(テレビ制作会社関係者)

 第2、第3のSHONOはもう生まれないかも?


提供・日刊サイゾー

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