レイヤーボブは、レイヤーを入れることで動きや流れを作ります。したがって、パーマやアレンジなしでも、こなれ感やおしゃれ感が出せるのが特徴です。一般的なボブヘアに飽きた方や思い切ってボブに挑戦したいというロングヘアの人におすすめのレイヤーボブについてご紹介します。
レイヤーボブの特徴とは?
特徴とは①動きや流れをつけやすい
レイヤーボブとは、トップの髪を短く切り、襟足に向かうごとに長めに残したボブヘアですので、髪に動きが出やすいのが特徴です。ボブヘアの多くは、トップの髪の長さを長めに残し、髪全体の長さを変えないのが特徴です。したがって、ボブヘアというのは一般的に動きや流れが出しにくい髪形です。
そこに、レイヤーを入れることでトップから襟足にかけて髪の長さに違いができ段差を生むことで、一般的なボブヘアにはなかった髪の流れや毛先の動きが生まれます。この流れや動きは、アレンジしない状態でもできますし、前やサイドだけではなく後ろにも出るため、後ろ姿も可愛くなります。
特徴とは②スタイリングが簡単
レイヤーボブとは、レイヤーを入れて動きや流れが出やすくしているので少しワックスを付けたり巻くだけで、こなれ感のあるスタイリングが簡単にできる髪型でもあります。
切りっぱなしの状態でも動きや流れのあるレイヤーボブなので、ブローするだけでスタイリングが完成します。そこに、ワックスなどのスタイリング剤をプラスすると毛束感が出るなどして、こなれ感を出すことができるでしょう。さらに、巻いたりパーマをかけることによってレイヤーボブは、よりおしゃれな髪型へと変化します。
特徴とは③重くならず軽めに仕上げられる
レイヤーボブとは、ボブヘアの難点であったボブならでの重さを軽くできているのも特徴の1つです。レイヤーボブでは、トップから襟足にかけて段差を作っているため、全体的に軽く仕上げることができます。
特に、一般的なボブヘアでは重くてもっさりとした印象になりがちだった後ろ姿が、レイヤーボブでは後ろ姿に自然な丸みが生まれ、ふわっと軽いシルエットに仕上げられます。したがって、今までは後ろ姿がスッキリとしないという理由でボブヘアを避けていた人にもおすすめの髪型です。
アレンジなしでもおしゃれなレイヤーボブの髪型7選
①アレンジなしでもおしゃれな前下がり
モデルや芸能人にも多い前下がりのレイヤーボブは、切りっぱなしの状態でもアレンジしたかのようにおしゃれに見える髪形です。特に、横から見るとレイヤーによって作られたシルエットによって作り出されたクールさが際立ちます。
ストレートスタイルのレイヤーボブであればハンサムさを演出することができますが、アレンジを加えて毛先を巻いたパーマをかけることによって、可愛い雰囲気にもなる変幻自在のレイヤーボブです。
②おしゃれ可愛いマッシュ
丸みのあるマッシュなレイヤーボブは、レイヤーによって引き立たされた丸みによって可愛らしい印象になります。マッシュヘアというのは、丸みと柔らかい雰囲気を持ち合わせており可愛い印象になるため、挑戦したいという人が多い髪型です。
しかし、重い印象になる上に顔映りを選ぶ髪形であるため、「似合わなかったらどうしよう?」と二の足を踏んでいるという人も多いでしょう。その点、マッシュなレイヤーボブは段差を入れて軽くしていますので、その人に合ったレイヤーを入れれば顔移りの良い上方を作り出すことが可能です。
③小顔効果が期待できるひし形
トップと襟足のボリュームをおさえて、サイドにボリュームを持たせるひし形レイヤーボブはサイドのボリュームに小顔効果があるため人気の髪型です。一見、顔を大きく見えそうなサイドのボリュームは、顔の横幅をカバーしてくれるため、特に丸顔の人を効果的に小顔に見せてくれます。
④クールでアレンジなしのストレートパーマ
レイヤーボブにすると、ストレートヘアでどんな髪型にしても動きが出ないという方でもザックリ感のあるクールな印象の髪型を演出できます。ザックリと入れたレイヤーがそのまま出るストレートヘアでは、クセがある人やアレンジでは出せない鋭さのあるレイヤーボブに仕上がります。
したがって、レイヤーを大胆に入れれば入れるほどクールでおしゃれな印象となり、おしゃれ上級者になれるでしょう。アレンジするとすれば、ウェットな仕上がりになるワックスなどのスタイリング剤を毛先のみにつけて、レイヤーの鋭さにツヤをプラスしましょう。こうすると、こなれ感が出るのでおすすめです。
⑤動きのあるウルフカット
動きや流れの出るレイヤーボブに、ウルフカットをプラスするとさらにキレイな動きや流れがでるのでおすすめです。レイヤーボブではトップから襟足にかけて軽さを出すのに対し、ウルフカットとは長く残した襟足に軽さと広がりを出す髪型です。
このふたつを合わせると、トップからデコルテ辺りにかけてキレイな動きと流れが生まれ、アクティブな印象と美しいシルエットを演出することができます。後ろ姿も、レイヤーボブとウルフカットのハイブリッド効果でクールでありながら可愛い印象になります。
⑥長めだからこそアレンジなしでもこなれ感のあるレイヤーボブ
長めのレイヤーボブにすると、トップから毛先にかけてのレイヤーの層が多くなり、動きも複雑になるためよりこなれ感が出る髪型になります。また、こなれ感を出したいおしゃれ上級者だけではなく、セミロングヘアやロングヘアからいきなり肩までのレイヤーボブに挑戦するのは勇気がいるという人にもおすすめです。
⑦華やかなゆるふわパーマ
レイヤーを入れるだけでも動きが出ますが、ゆるふわパーマをプラスすると、ボリュームが出るだけではなく華やかさが加わります。レイヤーボブにしてみたものの、ボリュームが物足りない人におすすめです。華やかで丸いシルエットがお好みの方は、前髪にもパーマをかけると華やかで丸みのあるレイヤーボブに仕上がります。
レイヤーボブには前髪あり?前髪なし?
①丸顔の人は前髪なし
丸顔の人はレイヤーボブにすると可愛らしくなりすぎる傾向がありますので、大人っぽい印象をプラスするためにも前髪なしをおすすめします。
できれば、前髪をサイドと同じ長さまで伸ばすワンレングスにすると顔回りの紙に長さができるので縦ラインを強調することができ丸顔に見えにくくなります。こうなると、可愛いレイヤーボブいの要素だけではなく、ナチュラルな感じやセクシーさが加わり、大人のこなれたレイヤーボブとなります。
②面長な人は前髪あり
面長な人は、見えている顔の面積を少なくするためにも前髪ありがおすすめです。特に、前髪は見えている顔の中でも縦の面積を少なくしてくれるパーツです。したがって、面長な人にとっての救世主です。
せっかく、レイヤーボブで髪を短くすることによって、顔の縦の面積を短く見せているのですから、さらに前髪ありにして相乗効果を有効利用しましょう。