ハイライトカラーの失敗は、どのような方法で直せるのか知っておきたいと思いませんか。失敗例や原因などと併せて、詳しい直し方をご紹介します。ハイライトカラーの仕上りに悩んでしまわないように、ぜひ目を通してみてください。

気になるハイライトカラーの失敗例

①立体感のない仕上がりになる

ハイライトカラーで失敗しないためのポイント。ヘアカラーの直し方もご紹介。
(画像=『BELCY』より引用)

ハイライトカラーの代表的な失敗例としては、立体感のない仕上がりになることが挙げられます。ハイライトカラーとは、髪に明るめのカラーを線状に入れるスタイルのことで、立体感や動きが出やすい仕上がりが特徴です。

しかし、カラー部分の色味が明るすぎたり幅が太すぎたりすると、立体感のないメッシュのような仕上がりになる場合があります。ハイライトカラー特有の洗練された印象が失われ、やや時代遅れなスタイルになるケースです。

②透明感がなく汚い印象になる

ハイライトカラーで失敗しないためのポイント。ヘアカラーの直し方もご紹介。
(画像=『BELCY』より引用)

透明感がなく汚い印象になるのも、ハイライトカラーの失敗例のひとつです。髪がパサついていたり、ハイライトを入れる部分のバランスが悪かったりする場合に見られるといわれています。傷んだ髪に無理に施術した場合も、パサつきを招きやすいといわれているので気をつけたほうが良いでしょう。

③色味が派手になりすぎる

ハイライトカラーで失敗しないためのポイント。ヘアカラーの直し方もご紹介。
(画像=『BELCY』より引用)

ハイライトカラーの失敗例には、仕上がりの色味が派手になりすぎるというケースもあります。ギャルやヤンキーのような印象になるともいわれる失敗例です。ハイライト部分の色味が明るすぎたり、髪のベースカラーとのコントラストが上手くいかなったりすると派手になるとされています。

また、ハイライトカラーは色落ちすると派手になる場合もあります。そのため、色落ち後のことを考えてハイライトを入れることも大切です。

④白髪のように見える

ハイライトカラーで失敗しないためのポイント。ヘアカラーの直し方もご紹介。
(画像=『BELCY』より引用)

ハイライトカラーを入れたとき、白髪のように見えてしまう失敗例もあります。ハイライトの色味が白髪に近かったり、入れた部分の幅が細すぎたりすると起こりやすいといわれている失敗です。

また、ハイライトカラーは白髪ぼかしとしても活用されます。目立つ白髪を抑えて、自然な仕上がりに見せるスタイルですが、失敗することもあるので注意が必要です。ハイライトを入れても白髪が目立ったり、ますます際立ったりするケースがあるといわれています。

⑤根元部分がプリンになる

ハイライトカラーで失敗しないためのポイント。ヘアカラーの直し方もご紹介。
(画像=『BELCY』より引用)

ハイライトカラーに失敗して髪の根元が黒く残った、プリンのような見た目になることもあります。根元部分にきちんとカラー塗布ができなかった場合に見られるとされる失敗です。逆に、綺麗なハイライトカラーが入れられると、髪が伸びてもプリンに見えにくいといわれています。

ハイライトカラーが失敗する原因

①担当者が施術に慣れていない

ハイライトカラーで失敗しないためのポイント。ヘアカラーの直し方もご紹介。
(画像=『BELCY』より引用)

担当者が施術に慣れていない場合、ハイライトカラーの失敗の原因になりやすいといわれています。ハイライトカラーはセルフでも入れられますが、ヘアサロンまたは美容院でオーダーするのが一般的です。

しかし、ハイライトカラーで自然な立体感を出すには、美容師でも高い技術とセンスが必要だといわれています。そのため、担当者の経験が浅かったり技術を十分に習得していなかったりした場合は、ヘアサロンでも失敗することがあるのです。

②仕上りのイメージが伝わっていない

ハイライトカラーで失敗しないためのポイント。ヘアカラーの直し方もご紹介。
(画像=『BELCY』より引用)

ヘアサロンでのオーダーで、仕上がりのイメージが十分に伝わっていない場合も、失敗しやすいといわれています。特に、初めてハイライトカラーを入れる方は気をつけるようにしましょう。自分自身でもイメージが掴みきれないままオーダーすると、悪い意味で仕上がりに驚いてしまうことがあります。

また、理想の色味がしっかり分かっていても、担当者に伝えきれずに失敗するケースもあるので注意しましょう。自分の理想と、担当者のイメージがズレていると失敗につながりやすので、希望はハッキリと伝えるようにしてください。

髪型別の見本がチェックできるので、理想のハイライトのスタイルを探してみましょう。

③施術後のケア不足

ハイライトカラーで失敗しないためのポイント。ヘアカラーの直し方もご紹介。
(画像=『BELCY』より引用)

理想の色味が出来上がっても、施術後のホームケア不足でハイライトカラーに失敗してしまうケースがあります。特に、ブリーチありのハイライトだと、脱色した部分がデリケートになっているので注意が必要です。ケア不足は、退色を早めたりパサつきを招いたりするといわれています。

ハイライトカラーの失敗を直す方法

①セルフで簡単に直す

ハイライトカラーで失敗しないためのポイント。ヘアカラーの直し方もご紹介。
(画像=『BELCY』より引用)

ハイライトカラーの失敗を、セルフで直す方法はあります。ただし、ハイライトカラーを綺麗に修正するための直し方ではありません。派手になってしまった色味を、目立たなくするための簡単な直し方です。まずはハイライトとベースカラーの境目をぼかして、違和感をやわらげましょう。

ハイライトカラーを簡単に直すには、髪全体を暗くすることが大切だとされています。次に髪のベースカラーよりも暗めのカラー剤を選んで、説明書の手順通りに染めていってください。泡タイプのカラー剤よりも、クリームタイプのほうがハイライトカラーのお直しには向いているといわれています。

POINT

白髪染め・黒染めは避けよう

ハイライトカラーをセルフで直す場合、白髪染めや黒染めの使用は避けましょう。濃い色味でしっかり染まりやすいため、ヘアサロンで再度ハイライトカラーを入れようとしたときに障害になるといわれています。希望の色味が出にくくなるとされるため、ハイライトカラーのやり直しを考えている方は暗めのカラー剤を選ぶようにしてください。

②同じヘアサロンで直す

ハイライトカラーで失敗しないためのポイント。ヘアカラーの直し方もご紹介。
(画像=『BELCY』より引用)

ハイライトカラーの失敗は、同じヘアサロンで直してもらうのも良いでしょう。プロの美容師さんにやってもらうので、セルフで簡単に直すよりも修正しやすくなります。仕上がりに納得いかなかった場合は、お直しが可能かヘアサロンに連絡してみてください。

ハイライトカラーのお直しは、ヘアサロンによっては無料で行ってくれる場合があります。ただし、無料のお直し期間は、施術後の5~10日以内とするヘアサロンがほとんどです。同じヘアサロンでのお直しを希望するなら、期限切れとならないよう早めの確認をしましょう。

POINT

追加料金が必要になることも

同じヘアサロンのお直しであっても、施術の仕方によっては追加料金が必要になることもあります。ハイライトカラーの失敗をどう直すのか担当者とよく相談し、追加料金の有無も確認したうえで決めるようにしてください。

③違うヘアサロンを探して直す

ハイライトカラーで失敗しないためのポイント。ヘアカラーの直し方もご紹介。
(画像=『BELCY』より引用)

違うヘアサロンを利用しても、ハイライトカラーの失敗は直せるといわれています。失敗したヘアサロンを再度利用するのは不安な方や、クレーマーのようで気が引けるという方は試してみましょう。

また、施術してもらったヘアサロンに、お直しを断られてしまった場合も同様です。ハイライトカラーの施術に定評がある、他のヘアサロンを探すようにしてください。

ちなみに、ハイライトカラーの修正は1度では終わらないことが多いといわれています。失敗を1度で綺麗に修正するのは難しいので、何回か通うことになる可能性も視野に入れておきましょう。そのため、違うヘアサロンを探す場合は、通いやすさを意識しておくことも大切になります。