三白眼、四白眼といえば、人相学的に凶相と言われるようです。しかし人相学というのは、果たして信憑性についてはどのくらいあるのでしょうか。ここでは、三白眼や四白眼の性格の特徴、良い人相や悪い人相について解説していきます。併せて人相学の信憑性についても確認してみましょう。
三白眼&四白眼ってどうなの?
三白眼とは?また一般的なイメージについて
三白眼とは、黒目が上に上がっていて、黒目の左右の他、上、または下に白目がある目です。一般的に言われている三白眼は下三白眼で下に白目がある目です。少し眠たそうな、うつろなイメージ、あるいはきつい印象を持たれがちです。
対して上に白目がある目は上三白眼、あるいは蛇眼と呼ばれます。蛇眼は悪知恵が働く犯罪者、悪人に多いと言われているようですが、これは、あくまでも見た目の印象で感じる偏見のようなものと言っても良いでしょう。ただ、眼光が鋭く、威圧感がある印象は確かにあります。
しかしながら、悪人っぽいイメージというのは、反面魅力を感じる方も少なくはありません。どこか影を持っているようなミステリアスな印象も感じられますので、それなりに内面を磨いていくことで、魅力を感じる目元になります。
上三白眼は、眠たそうな、うつろな印象も与える為、全体の顔立ちと総合的に見たら、色気を感じる目元でもあります。メイクを工夫することで、もっと魅力的な目元になります。実際に、三白眼の方は、美男美女が多いというのも事実です。
三白眼は凶相なのか?
三白眼と一言で言っても、様々なタイプがあります。三白眼は黒目の左右と上、あるいは下に白目が見える目ですが、目尻が上がっているか下がっているだけでも印象が異なりますし、一重まぶた、二重、奥二重の違いや瞳の色が違いでも、かなり印象が異なってきます。
そして、白目があるのが上か下だけでも異なってきます。一般的に三白眼は人相学では凶相と言われます。目が半開きのようにも見えるので、目つきが悪い、きつそう、眠たそうといった、どちらかといえば、ネガティブなイメージを持つ方が多いのが多いようです。
そのため、凶相として言われるようになったというのがあるのではないでしょうか。犯罪者に多い目とも言われますが、指名手配写真の写し方にもよりますが、レンズの位置が目線より高ければ、誰しも三白眼の状態に見えます。また、三白眼の人にとっては大迷惑極まりない取っても良いです。
人相学というのは、あくまでも統計の話であり、全員が必ずしも人相学に当てはまる訳ではありませんので、あくまでも参考程度にした方が良いでしょう。
四白眼とは?また一般的なイメージ
四白眼とは、左右と上下共に白目がある目を言います。つまり、眼球が人より小さめの人が多いです。また、黒目が小さい人は気性が荒く、一匹狼傾向と言われます。確かに、黒目が大きい人は穏やかな、おっとりしたような印象が強いですが、黒目が小さいと、確かに眼光が鋭く、迫力があります。
こちらも犯罪相とも言われますが、やはり見た目にして威圧感があるというのが、悪党というイメージと繋がるようです。ただ、この四白眼のタイプは、数としてはかなり少ないです。また、四白眼でコンプレックスを持っている方については、いくらでもメイクでカバーする事が出来ます。
アイシャドウで目元をゴージャスにしたり、今では、黒目が大きくなるコンタクトレンズもあります。また、普通のコンタクトレンズをしても、光の当たり具合によって、きつく見える目元が穏やかになります。四白眼は一般的には悪相に該当はしますが、やろうと思えば、いくらでも修正は出来るのです。
四白眼は凶相なのか?
四白眼も目尻が上がっている、いないとでは全く印象が異なります。もちろん瞳の色が黒か茶色でも見かけのイメージは異なってきます。一重、二重まぶた、奥二重というだけでも違ってきます。一重まぶたで四白眼という方は、あまりいないかと思われます。
一重の方はまぶたが重なっていない為、目に垂れさがっていることが多いです。そのため目が細く、左右上下に白目が見えるということは、かなり黒目が小さくなります。また、反対に黒目はさほど小さくないのに、四白眼である場合は、二重まぶたで、眼自体がぱっちりしている方が多いです。
悪人相というよりは、驚いているように見える印象が強いです。確かに凶相とは言われますが、目の大きさが大きく関係するため、一概には決めつけられません。また、四白眼自体、あまり該当する人がいないということもあり、悪相の中でもかなりの犯罪相と位置付けされているようです。
人相学について
人相学とはそもそも何なのか?
人相学というのは、長年にかけて様々な顔立ちを調べ、どういう行動パターンが多いのか、どういう人生を送ってきたのかというデータを集計して、その結果、どういう傾向が目立つかをまとめたものになります。
三白眼や四白眼などは、凶相というイメージが根強いですが、はるか昔から人相を調べてみた結果、犯罪者であったり、残忍な性格、冷酷な性格という事例が目立っていたということで、凶相という位置付けになっているようです。
しかし、100人おれば100人共が人相学通りの人生を送っている訳ではありませんし、性格も千差万別です。かといって、100人中過半数が残忍な性格というわけでもありません。
仮に100人いて、10人が残忍な犯罪者だったとして、他の90人については、それぞれ温厚な性格、社交性がある性格、頭が良い等、様々な評価が付けられている方の集合体がいるとします。
最も多いのが10人の残忍な犯罪者だったという事になると、人相学の統計上では、三白眼や四白眼の人は残忍な性格が多いというレッテルを貼られてしまうわけです。人相学は参考にすべきデータですが、鵜呑みにしてはいけません。それよりは、直感で判断した方が良いといえます。
人相の良い顔とは?
まず、目尻が垂れている、眉は太め、鼻の形が丸い、富士額というのが、いわゆる人相の良い顔と言われています。これを見てみると、必ずしも美男、美女と言われる人たちは人相のいい顔とは言えないという事になります。
強いて言えば、平安時代当たりの美人顔というのが人相の良い顔というものに当てはまります。また、最近では、美容整形をされている方も少なくはありません。
美容整形をされている方は、元の顔で調べた方が信憑性が高いといわれていますが、顔のパーツを変えていくことで、自分自身に自信が出てきて、また別の運気を呼び寄せる事になります。また、自身を持っている人の周りには、それなりの人も集まってきます。
すると、内面からにじみ出てくる表情も変わってきます。実際、人相の良い顔をしているからと言って、幸せになるとは断言はしがたいです。その人の内面から出てくる表情、言動で判断した方が良いでしょう。
人相の悪い顔とは?
人相の悪い顔といえば、三白眼、あるいは四白眼、目がつり上がっている人、唇が薄い人というのは、人相学的に悪相と言われています。更に人相の良い顔の特徴として挙げられる目尻が垂れているというのも悪相の特徴として挙げられています。
ただ、目尻の垂れ方が極端である場合が、悪相に当てはまるようです。唇については、厚みと情の深さが比例するといわれていますが、あくまでも統計上の話であり、唇が厚い人が全員情が深いという訳ではありませんので、鵜呑みにしない方が良いでしょう。
また、残忍な人、犯罪者の人相にもある程度共通点があるといわれていますが、これは内面からにじみ出る人柄、所業というのが顔立ちを変えているといった方が正しいです。悪相と言われる人が全員、悪い人というわけでもありません。
犯罪者、残忍な人と言われる人は、人相が良い悪いでは無く、生まれてから成長するまでの環境、周りの影響によるものが原因となっていることが多いのです。
お金に困らない人相とは?
一般的に知られているのが耳たぶが大きい、鼻の上にほくろがある人は大金が入りやすいといわれています。また、鼻の大きさは金運の良さと比例するようです。
鼻が丸くて、顔全体肉付きが良い男性は特に金運が良いといわれていますが、決してお世辞でもいわゆる今のイケメンと言われる人たちの顔立ちとは程遠いといえます。ただ、イケメンでも金運が良い人は大勢います。
何もせずに棚から牡丹餅のようにお金が入ってくるというラッキーな状況に見舞われやすい人は人相的にこういった方が多いかもしれません。
ただ、金運というのは、呪われているのではないかというくらいの運の悪ささえ持っていなければ、大概努力でアップさせる事は出来ます。稼ぐために知識を学び、テクニックを学ぶ、無駄遣いをしない、これらを遵守していけば、お金で苦労する事はまずありません。
恋愛運が良い人相とは?
恋愛運が良い、つまりモテる顔、出会いに恵まれる顔というのは一般的に唇が厚め、優しそうな瞳、丸顔というのが挙げられます。また、眉毛は太め、ベース顔と言われるややえらが張っている顔というのは、恋人ができやすいといわれます。
しかし、現実を見てみると、婚活の場でも、合コンの場でも真っ先に目が付くのは、いわゆる美人顔になります。美人と言われる顔は、唇は厚くも薄くも無く、顔の形は綺麗な卵顔になります。
眉は今でこそ太い眉が流行っているので、これは間違ってはいませんが、人相学と実際に注目される顔は相違があります。ただ、恋愛というのは個人によって好みのタイプというのが違いますので、あながち人相が良いイコール出会いに恵まれるとは言い切れません。
三白眼&四白眼の具体的な評価について
良い三白眼と悪い三白眼の違い
三白眼は一般的に凶相に当てはまりますが、三白眼も様々なタイプがありますので、全てが凶相というわけではありません。まず、三角目と言われる、まぶたが垂れ下がって逆三角形のような目の形をして、かつ三白眼である場合は、お金に汚い相と言われています。
また、上三白眼、別名蛇眼と言われる目は、残忍というイメージが強く、こちらも凶相となります。反対に良い三白眼というのは、目がややたれ気味で、目が大きい場合は、色気があり、異性に好かれる相といえます。
また、逆に上まぶたが綺麗な丸みを描いており、下まぶたのカーブがゆるいタイプの三角目であっても、異性に好かれやすい目といえます。目の形というよりは、見た感じの印象が重要といえます。
本当の三白眼の性格的特徴とは?
凶相と言われる三白眼ですが、頭が良い、色気があるという相でもあります。実際に頭が良く、異性に好かれるタイプで三白眼の方は多い傾向にあります。
また、目が半開きのように見えるので、眠たそうという印象を与えやすいというのもあります。実際におっとりしている訳ではありませんが、人によっては可愛いと感じる方も多いようです。
良い四白眼と悪い四白眼の違い
良い四白眼と悪い四白眼の違いですが、四白眼は、三白眼に比べると、あまりパターンが多くありません。どの人相学においても凶相で判断されることが多いです。ただ、目が大きい人と小さい人では、黒目がさほど小さくなくても目が大きいと四白眼になります。
この場合、威圧感がある怖い印象というよりは、驚いている印象を与えます。ただ、四白眼は、決断力が早く、行動的である相とも言われています。結局、見た感じの雰囲気で良し悪しを判断するしか他ないという事になります。
本当の四白眼の性格的特徴とは?
四白眼は、黒目の左右と上に白目がある状態ですが、黒目は自分自身、白目は自分を取り巻く環境を指します。そのため、四方を白目で囲まれている状態というのは、周りから圧迫されているように感じる傾向が強く、周りに対する猜疑心が強いともいえます。
非常にストレスを抱え込みやすく、ひがみ心が強く、何事にも疑い深く、つい意地悪をしてしまうという思考回路になってしまいます。
そのストレスの出方によっては、犯罪という形で発散したりという傾向も稀にあるようですが、全ての四白眼の人に当てはまる訳ではないので、イメージだけでの判断は禁物です。本当の性格は、ただ神経質で警戒心が強いだけなのです。