六占星術の大殺界は、意味をきちんと理解することで正しい過ごし方を知ることができるはずです。運勢の中で真冬の時期として、恐れられている大殺界。何をそこまで怖がる必要があるのでしょうか。冬の時期は文字通り「暖かくして過ごせばいい」のです。気になるその過ごし方とは?
大殺界ってなに?
六星占術において、運気の冬の時期と言われているのが大殺界です。大殺界は「陰影、停止、減退」の3年間になります。陰影は冬の始まり、そこから徐々に寒さが強くなり、停止で猛吹雪。
身動きが取れないほど、凍てつきます。冷たい氷が溶けていくのが減退です。どんな運勢も、いつかは徐々に春へと近づいていきます。
運気が寒くて落ち込んでいくのが、大殺界と覚えておきましょう。自分の運気が今どの季節か気になる方は、ぜひ調べてみてください。
大殺界は、年月日でやってくる。
一年をまるごとまとめた運勢を気にされる方が目立ちますが、大殺界は年にだけやってくるものではなく、月にやってくる大殺界、日にやってくる大殺界、もあります。
年だけを見るのは不用心。月や日も気にすると良いかと思います。そこまでしっかり見ることができたら、重要な日を定めるのにも役立てることができます。
六星占術をもって大殺界を見つけた人
いっときではテレビで見る日はないほど大人気だった六星占術の生みの親である細木数子さん。インパクトの強さか印象に残っている方も多いのでは?
大殺界とは、六星占術という占いの中の冬の時期です。大殺界、六星占術、これらを語るのに彼女の存在は無視できません。
なによりも、細木数子さんのすごいと感じたとことは、人がめんどくさがってやりたがらないことをしてきたことです。他人のことなんてどうでもいい、自分だけが可愛い人は臭い物に蓋をするかのように、見て見ぬふりを突き通します。
しかし、細木数子さんは多くのへそを曲げた人たちに疎まれながらも、ものともせず「きちんとしなさい」と説教をしてくれるんです。電車の中でやかましく下品な振る舞いをしている人に、どれだけの人が「きちんとしなさい」と言えるでしょうか。そんなに多くないと思います。
嫌われる、疎まれる、叩かれる、そんなことお構いなしにテレビという敵を多く作る場で「きちんとしなさい」と言える人です。占いだけでなく、人間性においても尊敬できる方だと私は思います。
先生も実行していること「運命は変えられる」
もう一つすごい、と思えるのが細木数子さんの壮大な過去。正直、不幸のどん底。羨むような過去ではありません。自害してもおかしくないのでは。そんな運命を捻じ曲げて、今の地位があるのは本当にすごいことだと思います。
「運命は変えられる」と、ご自身でもおっしゃってますが彼女の人生そのものがその言葉の証拠となっているのではないでしょうか。今の運命に絶望しきる必要はない。変えられる。幸福になれる。
それは占いでも宗教の力でもない。あなた自身の力で変えることができる、と占いを生業にしているのにもかかわらず、力強く言い切れるすごいおばあちゃんです。
テレビ業界から干された!なんて嬉しそうに言う人たちも多いですが、テレビにいつでも戻れます。が、しません。その理由は、
にてシンプルな理由を言っていますのでご覧になってみてください。
少なくとも陰口、悪口で日々を費やすそんな人たちよりおおいに稼いでます。隣の家の庭のあおさに目もくれず、懸命に勉強した結果ではないでしょうか。
大殺界を「たいしたことない」と思うこと
「今年、大殺界だ…」
自分の運勢を見たとき、自分が冬の時期に入ったと知っただけで恐れる人も多いですが、そこまで気に病む必要はありません。細木先生も言っています。
「大殺界なんて誰のもとへもやってくるんだから、気に負うことない」
この言葉の通りです。なぜ必要以上に大殺界を恐れてしまうのか?それは、冬の時期の過ごし方をきちんと把握しきれていないからではないか、と思いました。大殺界中に注意すべきことと、運気の温め方を知っておけば、何も怖いことなどありません。
大殺界の六占星術際にしてはいけないこと
運気の中心となるのが住居。引っ越しは凶。
全ての人の運気の中心は「生活、家庭、住居」になります。いわゆる「全体運」がこれにあたります。気分転換に引っ越しを考えているなら、やめておくべきです。大殺界中に引っ越しをしても、自分にとってプラスになる場所とご縁は結べないものと考えていいでしょう。
それよりも、風水に習ってインテリアの位置を変えたり、古くなったものと別れを告げるなどの断捨離がオススメです。掃除や模様替えによる「運気の浄化」をしてみてください。重く憂鬱だった気が晴れやかになると思います。
拭き掃除には、水の中に塩をひとつまみ入れて使うと邪を祓ってくれると言われています。あるいは、ホワイトセージのお香を焚くのもオススメです。
フリマに出したいものがあるなら、ホワイトセージの煙と香りで清めてから売りに出すと予想していた金額より高値で売れるという話もあります。
仕事運に関わる転職、起業、投資
凍った土に種をまいても花も果実も実りません。ましてや、大損になるといわれています。勉強不足による失敗、強欲による判断不足、早とちり、詐欺、失業。
大殺界中は新しいことをしても、実りません。裕福にはなりません。寧ろ、貧乏神に憑かれるかも?
今は転職、起業、投資などを実行する時期ではなく、やりたいことのための準備期間だと思うようにしましょう。大殺界のうちにやりたいことの知識をより多く勉強しておくべきです。
財産になるような「残るもの」を買わない
大殺界中に稼いだお金や、それで買った財産になりうるものは別れを告げた方がいいです。大殺界のマイナスエネルギー吸っているものなので、大殺界中を抜けて運命が変わっても、物を通して悪い運気を持ち越してしまう恐れがあります。
なので、大金を使った起業、投資なども控えておくべきです。また、土地、家、宝石、墓石、仏壇、車など大きな買い物は避けた方がいいでしょう。高級バッグなども売っちゃいましょう。
財産でなくても、コスメ用品や日常品も使い切るか、思い切って捨ててしまいましょう。コスメは恋愛・結婚運、日常品は全体運に影響が出るのではないかと、私は考えています。
将来が決まる、結婚
大殺界に結婚を決めると、四方八方からトラブルに襲われ心身ともに疲れ切った結婚生活を送ることになります。最終的には離婚してしまうので、ろくなものではないでしょう。
結婚は、未来の運命に関わる人生において重要な式のひとつです。それを大殺界にしそうになってしまうのは、弱り切った精神だからこそ少しでも幸せな時間を堪能したい。最悪な気分から逃げたい。パートナーに助けてほしい。などの感情からくるものではないか?と私は思いました。
しかし、「好きだから」結婚をしたいのなら、なおのこと双方や未来のわが子の幸せを優先すべきです。
自分ばかり居心地の良さ求めるのはただのワガママだと思ってください。結婚は1人、2人だけでするものではありません。肝に銘じておくべきでしょう。
永遠の幸せを求めるのであれば、長くても、たった3年我慢すればいいだけの話です。お互いの運気が良い年、月、日に式を挙げた方がオススメです。