日本テレビの朝の情報番組『スッキリ』の後番組に、タレントのヒロミがMCに就任するという話が浮上している。現在、極楽とんぼの加藤浩次がMCを担当する『スッキリ』は、来年3月で終了。17年間にわたって放送された人気番組ながら、終わりはあっけないものだった。
「『スッキリ』の終了情報は、11月9日にネットメディア『週刊女性PRIME』で報じられました。日本テレビからの正式発表がある前に、『週女』の取材を受けた加藤が、終了を匂わせるようなコメントもしてしまった。結果として、日本テレビがこれを認めることに。そのせいで、加藤と日テレの“確執”が取り沙汰されるようになってしまったほか、この報道が出るまで終了が伝えられていなかった岩田絵里奈アナが会社に不信感を抱いたなんて話まで飛び出しました」(スポーツ紙記者)
『スッキリ』打ち切りの原因は視聴率の低下などさまざま噂されているが、「アイヌ民族に対する差別的表現」や「ペットサロン」報道トラブルが問題視され、放送倫理・番組向上機構(BPO)で審理にかけられるなど、トラブルも多かった。
「最近は視聴率の低下に伴って、ネットでバズりそうな安易なネタを取り扱う頻度も多くなった。結果、クレームも多くなってきています。また、2019年の闇営業問題の際に、加藤が吉本興業と揉めたことも大きかった。結果、加藤はエージェント契約になったり、個人事務所を設立したりと、吉本と対立する構図ができた。日テレとしては、大口の取引先である吉本とは揉めたくなく、再三に渡って加藤に吉本との“関係修復”を打診しましたが、やはり難しかった。そういった意味でも、一度『スッキリ』は終了して、いろいろと整理したいというのが本音のようです」(民放関係者)
一説には、同番組で1本100万円ものギャラをもらっていたという加藤。吉本の“後ろ盾”がない今、その収入源を絶たれれば、かなりの痛手となるのは間違いないだろう。