秋篠宮さま、眞子さんの埋めがたい親子の“距離”

 ところで、11月30日に57歳の誕生日を迎えた秋篠宮にとっては、今年の誕生日会見は、久々に心晴れ晴れとして迎えられる。そう周囲もメディアも思っていた。

 だが意外なことに、そうではなかったと新潮が報じている。

 秋篠宮はこう語ったという。毎日新聞(11/30 00:05)から。

 次女佳子さんの結婚問題について聞かれると、

「まず、それでは最初の次女のことからですけれども、現在、いろいろなところから依頼を受けて、それで公的な活動を行っております。私としては、そうしてせっかく声を掛けていただいているわけですので、それら一つ一つに対して真摯(しんし)に取り組んでいってもらいたいと思っております。

 それから助言でしたか。

――はい。

 これについては、何か聞かれればそのときに私の意見を言うことがあります。恐らくそれぐらいだと思います。それから結婚についてですけれども、今、特に何か話し合っているということはありません。また、女性皇族が結婚後も皇室に残ることと、娘のその意思の尊重ということにつきましては、私は今までも本人の意思はできる限り尊重する、という立場をとっておりました。一方で、結婚後も内親王が皇室に残ることというのは、これは制度のことであって、そのことについて私が何か申すことではないと考えております」

 長男悠仁さんについては、

「次は長男の学校生活ですか。この4月から高校生になって、恐らく今まで12年間、それまでの幼稚園から中学校まではある意味同じ学校と言いますかね、過ごしてきて、この4月から新たな所での生活になったわけですけれども、本人は授業や部活ですね、忙しくも充実した日々を送っているように見受けられます。また、その次のことにつきましては、これも私は以前にお話ししたことがあったと思いますが、私自身の経験も少し含まれているわけですが、日本は本当に各地にさまざまな文化があります。そういうものを若いうちに実際にその場所を訪ねて、そこでそういうものにじかに触れるということは、将来的にも非常に大事なことなのではないかなと思っております。それなので、折々に私もそういうことを本人には勧めております。また、それとともに書籍などを通じて、さまざまなことを、中でも日本の歴史などについては知っておいてほしいと思ってそういう話もすることがあります」

 続いて、ニューヨークにいる眞子さんについて聞かれると、

「次に長女のことですけれども、これは本人が近況などについての自分のことについては話をするのは控えてほしいということを申しているようですので、私もここではお話を控えることにいたします」

 と答えたのである。

 小室圭の司法試験合格もあったことだし、少しは眞子さんについて話すと思われていたが、驚いたことに、口止めされているといったのである。

 そういえば、紀子さんも9月の誕生日の時には、眞子さんの「近況については、本人の希望もあり、お答えは控えます」といっていた。

 このときはまだ、小室圭の合否がわからなかったから仕方ないだろうが、10月末には合格が分かり、秋篠宮の口から、何か一言聞けると思っていた。

 新潮は、「つまりは殿下が直接、眞子さんからご希望をお聞きになってはいないという意味なのですが、実際に現在、紀子妃殿下ともども、眞子さんとは直接にお話しできない状態にあります」(秋篠宮家の事情を知る関係者)というのだ。

 そんなバカな? と思うが、秋篠宮家の混乱は、まだまだ収束しないようである。