「ああいう畳みかけるラップというのは口が覚えているものなので、最初から間違えてしまったのならともかく、途中の一文だけ別のバージョンになってしまう間違え方というのはちょっと考えにくい気がします。番組は“2006年のヒット”として紹介していましたし、企画趣旨を汲んでオリジナルバージョンを混ぜたと考えるほうが自然では」
特にここ数年はずっと「Real Face#2」を披露してきたということもある。
「また、上田さんは過去に『Will Be All Right』という曲のパフォーマンス中に、『Keep the faith』で田中さんの書いたラップを混ぜたこともあります。それに、KAT-TUNは田中さんのことを“タブー”扱いはしておらず、SixTONESのメンバーである弟の田中樹さんと共演した際には、中丸さんが『声も(兄に)似てきたね』と言ったり、上田さんが『樹って田中の弟?』『兄ちゃんも観てるぞ!』と言ったことも。特に後者は2020年の『炎の体育会TV』(TBS系)での一幕で、つまり民放ゴールデン帯でこうした発言ができているということです」(アイドル誌記者)
今回の上田のラップについては、田中への「エール」ではないかと解釈するファンも少なからずいるようだ。
2013年10月、「度重なるルール違反行為があった」としてジャニーズ事務所から専属契約を解除された田中は、2017年5月に大麻取締法違反で現行犯逮捕された。不起訴処分となり、その後活動を再開したが、今年2月には覚醒剤取締法違反容疑で逮捕され、翌月には覚醒剤・危険ドラッグ所持などの疑いで再逮捕。保釈後、懲役1年8月、執行猶予3年の有罪判決を受けたが、6月に覚醒剤所持の現行犯でふたたび逮捕されることに。そして『ベストアーティスト』放送の4日前となる11月29日、知人女性への恐喝の疑いで、薬物依存治療のため入院していた病院内で逮捕されたことが報じられたばかり。
こうしたタイミングだったことから、「きっと上田くんからのエールだと思う」「もしかしたらあれは、“上田竜也なりの今の田中聖へのエール”でもあったのかな?」「上田くんなりのJokerへのエールだといいな…」という声も上がっている。
ただのミスだったのか、番組企画を意識して意図的に“2006年版”を入れたのか、元メンバーへのメッセージだったのか……。いずれにせよ、KAT-TUNが音響トラブルを乗り越え、生放送ならではのパフォーマンスをしっかり魅せたというのは間違いないだろう。
提供・日刊サイゾー
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