2日放送のTBS系『中居正広の金スマスペシャル』に休養中のタレント・中居正広が電話出演した。
この日は二宮和也がゲスト。番組冒頭で中居からの録音メッセージが流れ、二宮に代打で司会をするよう指示。自分のこの番組での衣装、紺のジャケットとハットを着させた。
「中居はさんジャニーズを退所したものの、事務所との関係性は良好なまま。今回も休養中の中居に代わりとはいえ、事務所の看板タレントである二宮がMCをつとめていて、引き続きの関係性が伺えましたね。また、つい先日退社した滝沢秀明をはじめ、多くのジャニタレとも深い関係で結ばれていて、あの番組も実は……ということもけっこうありますよ」(芸能記者)
中居は「一緒にタイトルコールをお願いします」と言うと「いきなり~かみなり~」と無茶ぶり。二宮は恐る恐る「二宮和なり?」と乗っかり、「金スマスペシャル」と2人のタイトルコールで番組は始まった。
収録語、まだメッセージがあると言われスタジオに残った二宮。また収録されたものだと思い聞きながら相槌を打っていると、徐々に会話が嚙み合ってくる。二宮は何かに気が付いたようで「ちょっと待って」と考え込み、「え? まって、会話してない? え? 繋がってるんだ!」と驚きの声をあげた。
電話だったことに気がついた二宮に中居は改めて「ご苦労様でした。中居です」と挨拶し、「すいません夜遅くまで、本当にご苦労様」と代打MCを労うと二宮は「生きてるんだ」と冗談交じりの一言。中居は「お前、俺いつ死んだ! 死んでないだろ」とツッコみ軽快なやりとりを見せた。
中居は体調を崩したことを謝ると二宮は「あーよかった。声が聞けて」とほっとした表情で、「元気なんすか?」と質問。これに中居が「元気よ。今、女性うなじ画像特集をずっと見てた」と答えると今度は二宮が「え?最低なんだけど。あの、こっち死に物狂いでやってる最中で、『いろんなうなじがあっていいな』じゃないんですよ!」とツッコんでいた。
二宮の出演は9月くらいに決まったそうで、打ち合わせや金スマの収録語に「二宮(の出演回)どうしようか」が口癖になるくらい「みんなで知恵絞って練って固めて溶かして繰り返しみたいな。どうしよっかどうしよっかって」と話し合っていたそう。そんな中での収録欠席に中居は「僕もすごく残念で悔しくもあったりして。こればっかりはな、なんとも言えないけど」と神妙な面持ちで語った。
2人は今までじっくり話したことがなく、「やってみたかったよね」とお互い残念そうにしていて、中居は「これ(電話)で消化したくないんですよ。ちゃんとしっかり話したい」と言うと二宮も「こちらもそうですよ」と意欲的。中居は「『金スマ』じゃないと思う。出てもらったら『金スマ』おいしいのよ。なんならTBSじゃないと思う」と冗談を交えつつ「なんかの形でと思います」と二宮との再演を約束した。
「中居さんが、休養を発表した際の『金スマ』は事前に知らされていなかったこともあり、そこまで視聴率は良くなかったんです。ちょうど、キンプリの脱退騒動の頃だったこともあるかもしれませんが、TBS的にはぜひといったところでしょうね」(テレビ番組ディレクター)
二宮の主演映画『ラーゲリより愛を込めて』については「いろんなコネと圧力をかけて観ました」と話し、「月並みですけど大変見ごたえのある素晴らしい映画でした。考えさせられちゃいました」と感想。つい先日に映画を見たばかりの中居はその後も熱い感想が止まらず、二宮はおもわず「めちゃくちゃ元気っすね。悔しいくらい元気だな」と天を仰いだ。中居は「休養しますって言って2週間誰とも喋ってないからさ」と明かし、久しぶりの人との会話で話が弾んでしまったようだ。