生焼けで金目鯛がつまめない食リポが軽い放送事故

 さらに、同店では土佐備長炭で焼いた金目鯛も提供しているそう。赤い金目鯛と黒い備長炭のコラボである。

「土佐備長炭は火力も強いので。もう、そろそろいい具合に焼けてます」(黒岩さん)

 この金目鯛を箸でつまんで試食する……はずが、箸が跳ね返され、焦って毛穴が開いてしまう中丸。身を取ることができないのだ。いや、なんてところで苦戦しているのか?

「ちょっ、マジで取れない! 取れないよ(苦笑)?」(中丸)

 “焦る丸”兼“苦笑い丸”になった中丸。思うに、まだ焼けてなくて半ナマだったのでは? 火が通っておらず、生焼けだったからほぐれなかった。つまり、備長炭の火力が弱かったのだ。これは、軽い放送事故である。せっかくの金目鯛なのに……。

 やっとのことで少しだけ身が取れた中丸は、それをパクッといった。

「ああ、うまいわ、これ」(中丸)

 おいしいと、なぜか怒ったみたいな語気になる中丸。「うまいわ」の一言にドスが効いている。兎にも角にも、中丸に土佐備長炭の魅力は伝わったらしい。

中丸 「(土佐備長炭で)魚を焼いたらふっくらしますよね?」

黒岩 「そうですね。遠赤外線の効果で中から火を通し、焼き上がります」

中丸 「だからか。相乗効果で、1+1は2じゃないパターンですね。何倍にもなるやつだ」

 プロレスラー・天山広吉&小島聡タッグの迷言「俺たちは1+1=2じゃない、200だ!」みたいなことを突如言い出す、天コジ的な中丸の備長炭リポート。続けて、黒岩さんは今後の展望を口にした。

「室戸の資源と土佐備長炭を使って、室戸じゅうを真っ黒にしたいです!」(黒岩さん)

 彼は彼で、“黒のカリスマ”蝶野正洋みたいなことを言ってるし。

 さあ、今回の「なかまる印」はそろそろ終了の時間だ。

「最後にもう1点、あっちだけ見てもらっていいですか? めちゃくちゃファイヤー上がってるんですよ」(中丸)

 中丸が指した方向に視線をやると、ボーボーに燃え上がっているのだ。どうやら、かつおの藁焼きをしていたらしい。皮肉なものである。正直、今までのどの料理よりかつおの藁焼きのほうがおいしそうな件。というか、先週の消防体験といい、中丸は2週続けてのファイヤーだ。

 というわけで、今回の「なかまる印」は終了。スタジオに「バイバーイ」と手を振るのもそこそこに、速攻でたたきをバクバク食べ始めた中丸。ワイプに映る姿は、圧強めのモグモグ丸だ。

 ここも、議論の分かれるところだ。音声が途切れ、無音だとおいしいのか不味いのかよくわからないのだ。なにしろ、中丸はいつも微妙な表情で食リポをするから……。

 この日の『旅サラダ』ゲストの人選は、少し胸に迫った。今回のゲストはMay J.。彼女を前にし、神田正輝は娘・神田沙也加のことを強く思い出したのでは? 映画『アナと雪の女王』を通じ、May J.と神田沙也加は友人同士だった。不思議なご縁だと思う。神田沙也加の命日は今月、12月18日である。


提供・日刊サイゾー

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