ジャニーズJr.の大半のユニットが解体され、東西のJr.が統合・再編成されるとの情報が飛び交い、ファンから困惑の声が上がっている。
現在、ジャニーズJr.は関東と関西に分かれており、東西合わせて約200人(2021年時点)にまで人数がふくれ上がっている。基本的にはデビュー済みの先輩グループのバックダンサーを務めるのが主な仕事だが、関東はHiHi Jets、美 少年、IMPACTorsなどが、関西ではAぇ! groupなどが単独でコンサートやテレビ出演などをこなしている。
Jr.内ユニット同士で切磋琢磨し、事務所に認められたユニットがデビューを勝ち取るという流れがあり、現在はHiHi Jets、美 少年、IMPACTors、Aぇ! groupが次のデビュー有力候補といわれている。ファンもデビューを後押しするために各ユニットを応援しているわけだが、この状況が一変する可能性があるようだ。
ジャニーズJr.を統括していた滝沢秀明氏が10月いっぱいでジャニーズ事務所を退社した後、一部メディアで「東西ジャニーズJr.が統合される」と報じられた。すでに単独で活躍しているHiHi Jets、美 少年、IMPACTors、Aぇ! groupに関しては「解体は現実的でないので、そのままデビューを目指すとみられる」という。
続けて、11月24日発売の「週刊文春」(文藝春秋)がさらに踏み込んで報道。同誌によると、関西ジャニーズJr.のメンバーたちがマネージャーらと個別に面談し、「事務所は、なにわ男子を全力で推す」「このままでは次にデビューするグループが売れない」「Aぇ! group以外のユニットは解体し、関東と関西のジュニアのメンバーを合わせて、再編成する」などと告げられたという。
「Aぇ! group以外は解体」という方針が関東Jr.にまで及ぶのかは定かではないが、報道のとおりであれば、少なくとも関西Jr.のLil かんさい、Boys be、AmBitiousの3組は解体されることになる。また以前から、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長は、なにわ男子をはじめとした関西グループ推しを強めていく方針といわれており、関東Jr.でもデビュー有力候補として名前が挙がる以外のグループ、たとえば7 MEN 侍、少年忍者、Jr.SPなどは存続が危うくなりそうだ。場合によっては、滝沢氏の肝煎りだったIMPACTorsにも影響があるかもしれない。