家事育児への理解がない夫も
積極的に育児する男性も増えている一方、家事育児に対する理解がまったくない男性もまだまだいるようです。アンケートでは以下のような声も寄せられています。
「私は、専業主婦をしながら小さい子2人をワンオペで毎日育てています。夫はほとんど手伝いもしないのに、私に対して毎日『専業主婦ってただ家にいるだけでいいよな』と言ってきます。さらに、『周りを見てみろ、みんな、小さい子どもを育てながら働きにいってるんだ。なのに、お前はなんだ!ただ、家にいるだけじゃないか。働く気あるのか?このご時世、男にも育児や家事を手伝ってもらおうなんて、おおまちがい!』と罵倒されました。そして『育児も家事も女がするのが役目だ』と繰り返してきます。離婚を考えるしかありません」(30代・女性)
育休取得は夫婦でしっかり話し合って決めよう
「本格的に子育てにかかわる貴重な機会だから、ぜひ育休をとりたい」という人もいれば、「これ以上収入が下がると生活に支障が出るから働きたい」という人もいるでしょう。
最終的に夫が育休をとるかどうかは、育休に関する制度やメリット・デメリットを把握したうえで、夫婦間でじっくりと話し合って決めるのがおすすめです。
「育休を取得する」と決めたら休業中の仕事の分担などもありますので、早めに職場の上司に相談しておきましょう。
ちなみに育休は、会社に制度がなくてもとれます。例えば「育休をとりたい」と言っているのに会社が拒否したり「男のくせに育休なんて」「育休をとったから降格」といったハラスメントを行ったりすることもNGです。堂々と育休取得の主張をしましょう。
文・fuelle編集部