彼氏の両親へのご挨拶。彼女になって、1番緊張する瞬間になるかもしれません。彼氏への両親にご挨拶するときには、どんなことに気をつけるといいのでしょうか。彼氏の両親に嫌われないために、話題や服装、手土産などを確認しましょう。大切なのは、彼氏の協力になりそうです。

彼氏の両親へのご挨拶...最悪なことにならないように

彼氏の両親へごの挨拶。話題や服装・手土産まで徹底マニュアル
(画像=『lovely』より引用)

もしかしたら将来結婚するかもしれない彼氏への両親へのご挨拶や、結婚を報告するための彼氏の両親へのご挨拶は、取って食べられてしまうわけではないけれど、緊張してしまうものですよね。

彼氏とはいい関係を築くことができているのに、彼氏への両親の挨拶で崩れてしまう可能性もあります。

良い印象を持ってもらいたい!

彼氏の両親にご挨拶に行くときには、できれば良い印象を持ってもらいたいものです。「息子にぴったりのお嬢さんね」と言われたいというのが本音でしょう。

良い印象を持たれないまでも、悪い印象だけはつけたくないと考えている彼女は多いようです。悪い印象にならないために、彼氏の両親にご挨拶に行くとわかったら、事前に準備を始めるという人も多いでしょう。

何をするべきかわからない!

しかし!いざ準備を始めようとしたら、何をしたらいいのかわからないとオロオロしてしまう彼女もいるようです。

何をしたらいいかわからないからと言って、何も準備をしないで彼氏の両親にご挨拶に行ってもいいのかさえもわからないという人もいるかもしれません。

何も準備をしないでいって、粗相をしてしまったら、両親に失礼なことをしてしまったら、そう考えると不安で眠れないくなることも。

この記事では、彼氏の両親へのご挨拶はどうしたらいいのか、気をつけるべきポイントなどを紹介していきます。

何も準備しないで挨拶に失敗して最悪な事態になる前に、ぜひしっかりと読み込んでいってください。

当日の挨拶の言葉と流れをシミュレーション!

彼氏の両親へごの挨拶。話題や服装・手土産まで徹底マニュアル
(画像=『lovely』より引用)

まずは簡単に、当日のシュミレーションをしていきましょう。何をしたらいいのかわからないのは、当日何をするのかわからないからなのかもしれません。

彼氏の両親に挨拶をするときには、どんな流れがあって、だいたいどんな言葉を交わすのでしょうか。

彼氏の家に行ってから、彼氏の家から出るまでをシュミレーションしていきます。

ポイントは彼の両親の前では彼を立てること!

彼氏の両親に挨拶をするときに、念頭に置いておかなくてはいけないのが、彼氏の両親の前では彼を立てるということです。

両親にとっては彼氏は息子なので「うちの愚息が迷惑をかけているのではない?」というようなことを言うかもしれません。例え迷惑をかけられていたとしても、それを正直に言うのはNGです。

「そんなことありません。〇〇さんには、いつもこちらが助けていただいてばかりで・・・」というのがマニュアル通りの回答になります。

①玄関での挨拶を忘れずに!

まず彼氏の家に言ったときには、おそらくは玄関で父親か母親のどちらかが迎えてくれるはずです。靴を脱ぐ前に、玄関の広さにもよりますが、玄関に入る前にご挨拶をしてから中に入るというのがマナーです。

この時のご挨拶は「○○と申します。本日は宜しくお願いします。」と簡単に一言で構いません。

もしも父親も母親も玄関に出迎えてくれていないという場合でも、玄関に入る前に「お邪魔します」と言ってから入っていくようにしてください。

彼氏と一緒だからといって、無言で入るのは失礼です。彼氏と一緒にお邪魔しますよという気持ちをこめて、両親に聞こえる程度の音量で挨拶をしましょう。

②手土産を渡すタイミングは?生ものは玄関先で!

彼氏の両親にご挨拶に行くときには、彼氏が必要ないといっても、ちょっとしたものを手土産で用意するようにしましょう。後程おすすめの手土産は紹介させていただきます。

果物やケーキなど、すぐに冷蔵庫に入れた方がいいものであれば、玄関で両親にお会いした時に「つまらないものですけれど」と言って渡すようにしてください。

生ものであれば、「時期なので、桃にしてみました」など、一言何を購入してきたか、どういう風に保存をしてもらうといいのかわかるように伝えるということも大切です。

③部屋に入ったらどこに座る?入口近くがベスト

部屋に通された時には、両親から「こちらへ」と言われない限り、下座と呼ばれる入口近くに座るのがベストです。彼氏よりは下座になるように座るといいでしょう。

部屋の入口近くが一番席としては下の位置になります。入り口の対角線上にある奥の位置が一番席としては上の位置になります。

できるだけ上の位置には両親に座っていただくようにして、上座をすすめられても「私はこちらで結構ですから」と下座に座るようにするといいでしょう。

④手土産は袋から出して手渡しを!

手土産が生ものではない場合には、座って落ち着いてから渡すというのがポイントです。紙袋に入っている場合には、紙袋から出して「つまらないものですけれど」とか「好物と伺いましたので」と一言添えて渡します。

手土産はプレゼントと同じです。片手でひょいと渡すのではなく、両手で心をこめて渡してください。

座敷などで、両親とあなたとの間に少し距離があるという場合には、少し近づいてからしっかりと正座をし直して、渡すようにするといいでしょう。

畳の上を滑らして渡したり、届かないからといって、片手を伸ばして渡すような恰好が悪い渡し方はしないようにしましょう。

紙袋は手土産を出したらすっと自分の後ろにおいて、帰るときに紙袋は自分で持って帰るようにしてください。今はまだ赤の他人の家です。自ら持ち込んだものはしっかり持ち帰りましょう。

⑤会話は彼に仕切ってもらう

彼氏の両親との会話になったとき、明るい子だと思われたいからといって、一生懸命話をしてしまう人もいます。沈黙になるのが怖いから、ともかく色々なことを話してしまうという人もいますよね。

しかし彼氏の両親とは初対面です。初対面の人にべらべらと話されると、不快に感じる人もいます。何を話していいかわかないというときには、無理に話す必要はありません。

基本的には会話は彼氏発信にしてもらって、彼氏に仕切ってもらう、彼氏の両親に仕切ってもらうという方法がいいでしょう。

ただし聞かれたことにはしっかりと答える、ハキハキと話すようにするということは大切です。もちろん敬語をしっかりとマスターしておきましょう。

彼氏の両親もあなたが緊張していることはわかっているので、必要以上に話そうとする必要はありません。敬語がわからないときには、笑顔で乗り切りましょう。

⑥帰るタイミングは?彼に促してもらうのがベスト

「じゃあ、そろそろ」と帰るタイミングを切り出すのは、彼氏にお願いしましょう。あなたから「そろそろ遅くなるので」というのは、色々と角が立ってしまうことがあります。

そんなに家に来たくなかったのだろうか、話づらいと思われただろうかと、彼氏の両親に思われてしまうことがあります。

彼氏が「彼女の家、ちょっと遠いからそろそろ帰るよ」と言ってもらった方が、彼氏の両親も納得しやすいようです。

⑦帰ってからも気を抜かず!お礼の電話やお手紙を!

彼氏の両親へのご挨拶が無事に終わって、ほっとしているかもしれませんが、帰った後もやるべきことがあります。お礼の電話やお手紙をいれるといいでしょう。もしもLINEなどの交換ができたのであれば、LINEなどでの返事でもかまいません。

大切なのは、あなたがやるということです。手紙を書いて、彼氏に渡して置いてとお願いするのは危険です。彼氏が渡し忘れてしまうということもあります。

彼氏に年賀状を書きたいからなどといって、彼氏の両親の住所を聞いておくといいでしょう。

当日を迎える前に!準備しておくべきこと

彼氏の両親へごの挨拶。話題や服装・手土産まで徹底マニュアル
(画像=『lovely』より引用)

当日のシュミレーションができたところで、当日までに準備をしなければいけないことを考えてみましょう。シュミレーションをしていく中で、用意をしなくてはいけないものもいくつかわかったかもしれません。

挨拶の約束は遅くても2週間前

彼氏の両親にご挨拶に行くと決めたら、両親への約束は2週間前にはしておくようにしましょう。1つはあなたの準備のため、もう1つのは両親の準備のためです。

ヘアサロンの予約をしなくてはいけないかもしれませんし、彼女がくるなら、大掃除をと考える家もあるかもしれません。

来週はちょっと用事があるから、次の週でもいい?というのはよくあることです。今週末行くからが、OKな家ばかりではないので、遅くても2週間前には約束をしてもらうようにしましょう。

伺う時間帯では食事時を避ける

婚約をしてお互いの両親の顔合わせというときであれば、昼食や夕食のタイミングに会を設定しますが、まだその前の段階である両親へのご挨拶のタイミングのときには、食事の時間をさけるというのがベストです。

食事を一緒にしても構いませんが、食事のときのマナーまで気にしなくてはいけなくなってしまいます。また外に食事に出たときには、どちらが支払いをするのかなども気にしなくてはいけません。

できれば昼食が終わった後、14時から15時あたりがベストでしょう。11時では昼食のことを考えさせてしまうかもしれませんし、それより早い時間だと休みの日はゆっくりしているということもあります。

16時以降の場合も夕食のことを考えさせてしまうことがあるので、あまりよい時間であるとはいえません。

彼氏の両親が食事も一緒にということで指定されたのであれば別ですが、こちらが時間を指定するときには、食事の時間は避けた方がいいでしょう。

両親の好みや性格を伺っておく

手土産を選ぶときには、できれば両親の好みのものを選ぶといいと言われています。少なくとも嫌いなものは手土産で選ばないように、両親の好みを伺っておきましょう。

また会話の参考にもなるので、ある程度の両親の性格も彼氏から聞いておけるといでしょう。せっかちとかおっとりしているという、ざっくりとした情報でもいいでしょう。

せっかちな人なら、もしかしたら早口で話されるかもしれないなとか、おっとりしているなら沈黙の時間も多くなるかもしれないなという覚悟をしておくといいかもしれませんね。

彼と話す内容を打合せしておく

彼氏の両親にご挨拶に行くときには、どんなことを話すのか、彼氏とあらかじめ打ち合わせをすることは大切です。面倒くさいと思わずに、事前にしっかりと話して、話を合わせておきましょう。

例えば結婚式のことです。まずは式をするのかしないのかという話になるでしょう。結婚をしたらどこに住むのか、同居の意志はあるのかということを聞かれるかもしれません。

さらには結婚後、仕事は続けるのかどうかということも聞かれる可能性は高いでしょう。彼氏の両親はどう考えていて、その考えに沿っているのか、外れているのかということも、事前に彼氏から聞いておけるといいかもしれません。