コンビニは割高という考えは、もはや時代遅れかもしれません。最近のコンビニは独自のプライベートブランド商品(PB商品)を開発する動きに加え、さらに自社商品の高品質化と低価格化を進めていると言います。例えばヒット商品にもなったコンビニのコーヒーは、本格的なカフェの味さながらのクオリティを担保しながらも、税込み100円から150円程度で購入できるものがほとんどです。スーパーよりもコストパフォーマンスが良い商品が増えています。今回は、コンビニの方がお得に購入できる商品を詳しくご紹介します。

なぜスーパーよりコンビニの方が安いのか

(写真=PIXTA)

従来スーパーマーケットは、両親と複数人の子どもが居るようなファミリー層をターゲットとしてきました。しかし今日、単身や共働きの家庭など、料理に時間と手間をかけられない家庭が増えています。また人口自体も減少し、高齢化が進んでいます。

スーパーで販売されているような丸ごとサイズの食材は、購入しても食べきれずに処分するといった事態に陥ってしまうこともあります。安く買ったとしても処分した分お金が無駄になるため、少しあれば足りるような食材は、コンビニで購入した方が結果的に節約できる場合もあるでしょう。では、具体的にどんな商品を選べばお得に購入できるのでしょうか。
 

飲料や日用品なら、コンビニPB商品が正解

(写真=PIXTA)

大手コンビニで販売されているPB商品の飲料には、コーヒーを始め麦茶や緑茶、ウーロン茶など税込みで100円以内に収まるものが多くあります。これは、100円に消費税が加算される100円ショップにも勝ります。

飲料の他にも食器用・衣料用洗剤、トイレットペーパーやティッシュペーパーといった日用品も、需要に基づいた良コスパの商品が数多く展開されています。さらに基礎化粧品やヘアケア商品など、プライベートコスメブランドを展開しているコンビニもあります。中には数日分の基礎化粧品が一緒になった、便利なセットを販売している店舗も。急な外泊時など少しの量があれば事足りる場合は、スーパーやドラッグストアで一式揃えるよりもお得ですよね。