起業ブームの今、起業にはなんとなく憧れているという方もいるのではないでしょうか。しかし「起業したいけどアイデアがない」「スキルがない」といった悩みも。今回は対処法や起業アイデアについてご紹介します!

起業にアイデアは必要?

起業したいけどアイデアがない人はどうする?アイデア例や準備の方法も
(画像=『Rolmy』より引用)

起業するためには斬新なアイデアが必要だと考える人も多いのではないでしょうか。
「まだ誰も思いついていないアイデアを考えなくちゃ!」「独創的なアイデアを!」と、斬新さを重視する人もいます。

しかし起業に必ずしもアイデアが必要とは限りません。
はじめに思いついた起業アイデアで、起業のすべての結果が左右されるとは限らないのです。

実際に起業をしてみればさまざまな課題に直面していきます。
それらにどう取り組んでいくかで、起業に成功するかどうかが決まります。

アイデアはなくても「何をすればお金になるかな?」と考えて行動した結果、起業に成功した人も!
起業にはアイデアは必要ないということを理解しておきましょう。

アイデアがない人のほうが有利!

起業したいけどアイデアがない人はどうする?アイデア例や準備の方法も
(画像=『Rolmy』より引用)

起業にアイデアが必要ないどころか、アイデアがない人のほうが有利というケースもあります。

実は「自分のアイデアを形にしたい!」と思う人のアイデアは、自分目線であることが多いのです。
ただ単に自分が好きな商品であったり、自分がやりたいことだったり…。

それは自分満足したいという視点で生まれたアイデアだということ。

「社会に求められていることはなんだろう?」という視点が欠けている可能性が高いと言えます。
どんなに素敵に思えるアイデアでも、それがお客さんに受け入れられなければビジネスにはなりません。

起業のアイデアがないからこそ「お客さんはどのような商品がほしいかな?」「社会に受け入れられるサービスは何かな?」と考えられると言えます。
現時点で起業のアイデアがなくても、社会で求められるものを見つけていきましょう!

起業したいけどアイデアがない人でもできる準備

起業したいけどアイデアがない人はどうする?アイデア例や準備の方法も
(画像=『Rolmy』より引用)

起業では自分のアイデアよりも、社会に求められるものを見つけることがポイントです。

そのためにも、流行っていることや必要とされていることを察知するスキルが大切!
起業家としての視点を身につけておきましょう。

ここでは、今からでもできる起業の準備の方法をご紹介します。
「すぐに起業したいわけではないけれど、将来的に検討したい」という人も、ぜひチェックしてみてください!

起業家や経営者の話を聞く

起業したいけどアイデアがない人はどうする?アイデア例や準備の方法も
(画像=『Rolmy』より引用)

家族や友人・知人に起業家がいれば、話を聞いてみましょう。
起業した経緯や、必要だったことに加えて「普段どんなことを考えているか」を聞くのもポイントです。

起業家は目の付け所も一味違います。
普通に生活したり、物事をみたりしているだけで、下記のようなことを考える人が多くいるのです。

・目の前のものを商品にするならどう売るか考える
・そのコストはどのくらいかかるのか考える
・「今はこんなものが流行っているのか」という視点で考える

身近に起業家がいなければ、SNSを使って探したり、勉強会に参加して知り合ったりするのもいいでしょう。
また、地域の公的機関や相談会を利用するのもおすすめです。

起業の経験がある人と話すと「そんな視点で物事を見ているんだ!」と気づきになるはず。
起業のアイデアの参考にするのはもちろん、ビジネス的な視点を学ぶためにも、ぜひ会って話をしてみましょう。

社会の課題に敏感になる

起業したいけどアイデアがない人はどうする?アイデア例や準備の方法も
(画像=『Rolmy』より引用)

日常のちょっとした不満を解消することが起業に繋がることがあります。

「○○したいのに忙しくてできない」「○○を教えてくれる人がいない」など、人によってさまざまな不満を抱えているものです。
そんなちょっとした不満を見つけ出し、解決する手助けができないか考えてみましょう。

この方法のいいところは、お客様の不満から考えていくため、すでに需要が存在しているところ。
自分が何をしたいかという自分主体のアイデアではないことがポイントです。

起業したいけれど何をすればいいかわからないという人は、身の回りに課題がないか観察するクセをつけてみましょう!

過去の自分のためにサービスを考える

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(画像=『Rolmy』より引用)

社会のちょっとした不満を見つけるには「過去の自分がお客様だったら?」と考えるのもひとつの手です。

過去の自分が感じた不満や困りごとは、ちょっと考えればたくさん出てくるはず!
子供のころからさかのぼって考えれば、起業アイデアがいくつか見つかるのではないでしょうか。

過去の自分と同じような人をお客様にすれば、気持ちも汲み取ることもできます。
より不満を解決しやすくなり、お客様の心を掴みやすくなる可能性も!

過去の自分はどんなことで困っていたのか、メモを片手に考えてみてはいかがでしょうか。

すでに成功しているアイデアを参考にする

起業したいけどアイデアがない人はどうする?アイデア例や準備の方法も
(画像=『Rolmy』より引用)

前述の通り、起業アイデアは「まったく新しいオリジナルのアイデア」である必要はありません。

既存のアイデアを参考にするのも十分効果的です。
すでにある商品やサービスを試しに利用してみましょう。

「もっとこうすれば使いやすいな」など改善点が見つかれば、それもアイデアに盛り込みます。

特に、小さな会社の社長や個人事業主として起業する場合はこの方法が有効です。
すでに成功しているビジネスを参考にすることで、より軌道に乗せやすくなる可能性があるのです。

自分が消費者として買い物をするときも「どんなビジネスモデルなのかな?」と考え、参考にするクセをつけましょう!

情報収集を欠かさない

起業したいけどアイデアがない人はどうする?アイデア例や準備の方法も
(画像=『Rolmy』より引用)

起業に対してアンテナを張るのも大切なポイントです。

起業をテーマにしている書籍や勉強会は定期的にチェック。
特に、忙しくても本屋に行く習慣をつけることがおすすめです。

またブログやYoutubeなど、ネットにも質のいい情報がたくさんあります。
自分がイメージしているビジネスの方向性と近い人やサイトを見つけ、チェックするようにしましょう。

ネットでリサーチするうちにさまざまな情報に触れ、起業のヒントが見つかることも!
その際は、その情報がどの程度信頼できるのか確認することも大切です。