“お金の教養”を学ぶことができる、日本最大級の総合マネースクールとして知られるファイナンシャルアカデミー。30代を中心に幅広い年代の受講生がいますが、実は全体の2割を20代の受講生が占めています。彼ら・彼女らはなぜ若いうちから投資について学んでいるのでしょうか?今回は実際にファイナンシャルアカデミーに通っている20代の受講生に、投資を学ぶ理由についてうかがいました。

「経済的な安心感を得る」28歳女性Aさんの場合

社会人になってからファイナンシャルアカデミーに通い始めたAさんは、口座にただ預金が貯まっていくのを見て「もったない」と思ったそうです。

――ファイナンシャルアカデミーに通い始めたのはなぜですか?

社会人1年目がちょうど終わった頃、預金口座を見てみたらそれなりにお金が貯まっていたんですよね。具体的に言うと100万円くらい貯まっていて。それで、そのまま預けておいたらもったいないなと思ったんです。お金の価値って知らない間にジワジワと下がっていく可能性があるじゃないですか。

なのでこのまま銀行に預けておいたら増えるどころかジワジワと価値が下がってしまうんじゃないか、なんとかしなきゃいけないなと思ったんです。

――投資を始める具体的なきっかけなどはありましたか?

たまたま友人から『金持ち父さん 貧乏父さん』という本を紹介されて、読んでみたんです。そしたら「投資のことは投資で成功している人にやり方を聞け」って書いてあって。だったら私も投資で成功している人にやり方を聞こうと思って、ファイナンシャルアカデミーに通うことを決めました。

――実際に、投資を始めて手応えは感じていますか?

今は投資でそれなりに利益が出ているんですよね。毎月おおよそ新卒の初任給ぐらいは手に入ります。そうすると、やっぱり経済的な不安を感じないで済むんです。今は新型コロナウィルスの影響で会社をクビになる不安を抱えている人も多いかもしれませんが、私の場合はたとえ会社が潰れてもなんとかやっていけそうだと思っています(笑)。そのくらい経済的な安心感はあります。

――投資をきっかけに、何か始めたいことはありますか?

今はまだ新卒初任給くらいしか利益がないんですけど、その金額をもっと大きくして、いつかは自分で事業を始めたいなと思っています。仮に事業が失敗したとしても、それを補えるくらい利益を増やすことが夢ですね。