◆「旦那がいないからラク」シングルマザーという選択
都内で2歳の息子を育てる山崎柚さん(仮名・31歳)。妊娠を機に彼氏からプロポーズされたが、シングルマザーの道を選んだ。
「彼には初めから結婚する気はないと言ってたので。実は以前、前の恋人と結婚しようとしたとき、相手の職業や学歴を理由に親が猛反対。一方、私はそんなの気にしないタイプ。でも裕福な実家とは揉めたくない。それで結婚は諦めたんです。
なのに子供ができちゃって。恐る恐る親に相談したら予想外に喜んだので出産を決意。親は“変な男”と籍を入れるよりシングルのほうがいいと考えてるようです」
◆模索する人々の目はいきいきと輝いている
会社員として月40万円を稼ぎ、養育費も月10万円入るとか。
「夫のいない生活は気楽です。彼とは既に恋愛関係を解消。たまに子供の顔を見にくる程度。実家の親が頻繁に手伝いにくるのも大きいですね」
多様化する家族の形だが、模索する人々の眼は想像以上に生き生きと輝いていた。
<取材・文/週刊SPA!編集部>