片付けのプロが教える「キッチンが散らかって見える5つの原因」

散らかって見えるキッチン③食べかけのパン、お菓子

(画像=『michill』より引用)

食べかけのパンやお菓子がキッチンに出しっぱなしという人は多いと思います。

食べかけの食品などはすぐに食べてしまいたいので、もちろん、出しっぱなしでも良いのですが、その量が多すぎてあふれていることがあります（上画像はお客様事例です）。

スナック菓子も、何袋も開いていたり、食べかけの状態の物があふれていたりする状態はとても散らかって見えます。

(画像=『michill』より引用)

対策としては、食べかけの物を入れておくバスケットなどを用意し、バスケットに入るだけ、と適正量を意識する必要があります。

また、食べかけの物の数を減らしていき、食べかけがあるなら他の物を開けない、などと心がけるようにしてみて下さい。

キッチン収納には便利な収納グッズがたくさんあり、吊戸棚に吊るせるアイテム、フックで引っ掛けるアイテムなどたくさんスペースを活用できる物があります。

ただ、このようなアイテムをむやみに増やしていくと、どこをみても物が吊り下げられている状態になってしまいます。定位置に片づけているつもりでも、その状態がすでに散らかったように見えてしまうのです。

私が拝見したキッチンではシンク上の吊戸棚に、まな板、布巾、キッチンペーパー、キッチンバサミ、計量カップ、コップ洗いのブラシまでたくさんの物が吊り下げられていました。

対策としては、吊り下げる物を厳選し、どうしてもかけておく必要がある物については、目線に入りにくい位置になるよう意識してみて下さい。

(画像=『michill』より引用)

冷蔵庫といえば、マグネットがつくことが多いので、家庭の中で掲示板のように活用されていることが多いと思います。

冷蔵庫は必ず毎日見る場所ですし、忘れてはいけないプリントを貼っておくのはとても良いアイデアだと思います。ただ、キッチンをスッキリさせてたい、と思うのであれば、冷蔵庫のプリント類の貼りすぎもできるだけ減らしていくと良いと思います。

散らかって見えるキッチンでは、貼っている量も半端なく、見ていくとかなり以前のプリントや、年間予定表、どこかでもらってきたマグネットを全種類貼っていたりと、どうしても必要だから貼っている、という状態でもないことが多いのです。

我が家では、冷蔵庫と同じくらい毎日使う収納庫があるので、その扉の内側にスケジュールや、プリントを貼っています。キッチンがいいという方は、キッチン吊戸棚の内側なども結構便利な位置だと思いますよ。

今回は、片づけても散らかって見えてしまうキッチンの共通点をご紹介しました。

いろいろな場所に吊り下げていても、冷蔵庫にぺたぺた貼っていても悪いことではありません。でももし、「もっとキッチンをスッキリさせたい！」と思う方は、それぞれチェックしてみて頂ければいいかと思います。