2022年10月の消費者物価指数は、+3.6%と1982年2月以来40年8ヵ月ぶりとなる幅の上昇となっています。物価上昇の影響もあり「食品や日用品はできるだけ安いスーパーで買い物して生活費を抑えたい」と考える人が多いのでないでしょうか。
一般的に首都圏は、地方に比べて物価が高くスーパーの商品も高いイメージがある人もいるかもしれません。しかし実は、都内にも激安スーパーは存在します。そこで今回は、安くても質の良いものが購入できる激安スーパーを5つ紹介します。
1.オーケーストア(オーケー株式会社、本社:神奈川県横浜市西区)
オーケーストアは、関東を中心に展開するディスカウントストアです。ナショナルブランドを多く取り扱い「高品質・Everyday Low Price」と銘打って毎日すべての商品を低価格で販売しています。
一般のスーパーのように「○曜日は〇〇が安い」といったことがないため、特売日を狙って買い物する必要がありません。特に安いと感じるのは冷凍食品で、なかには5~6割引といった商品もあります。
オーケーストアでのおすすめは、オリジナルのピザです。直径約30センチメートルのピザは全部で8種類(店舗による)あります。値段は500円前後という驚きの安さ。4カット、6カット、8カット~選ぶことが可能です。
※オーケークラブ会員になると、会計時に食料品(酒類を除く)が約3%割引してもらえます。カード発行費用は200円(税込み)かかりますが、入会金・年会費は無料です。
2.吉池(株式会社吉池、本社:東京都台東区上野)
吉池は、JR山手線・京浜東北線「御徒町(おかちまち)」駅前にある老舗の魚介専門のスーパーです。新鮮な魚介類がアメ横よりも安いという人もいるぐらい評判。市場価格で購入できます。なかには「鮮魚は吉池でしか買わない」という常連さんもいるほど信頼が厚いお店です。
店内には、一般のスーパーで見かけないような珍しい魚が数多く取りそろえられています。切り身だけでなく、丸ごと1匹の魚もたくさん並んでおり、その場でさばいてくれるので新鮮です。
またウニやイクラも安く手に入ります。特に安くておすすめは「マグロ」です。まれに解体実演販売もやっています。生鮮食品やお酒・日用雑貨なども購入できるので、ほかのスーパーにも立ち寄らなくても問題ないですね。本店の9階には「吉池食堂」があり、食事まで楽しめます。
3.肉のハナマサ(株式会社花正、本社:東京都港区芝浦)
肉のハナマサは、関東中心に店舗を展開するお肉などの食材をまとめて購入できる食肉店が発祥の業務用スーパーです。プロの料理人や飲食店からも人気があります。とにかく大きな塊肉が安価で購入できるため、コスパは申し分ありません。
お肉だけでなく青果や魚介類、お惣菜、調味料などの食材も購入できます。そのなかでも、やはりおすすめはお肉です。特に若鶏モモ細切肉は、100グラム約85円(税込み)、国産若鶏手羽元は100グラム63円(税込み)と超お買い得。
※記載金額は2022年11月20日時点