本日は、年末年始になると食卓に並ぶ!おせち料理&お雑煮について、関西と関東の違いや、兵庫県ならではの食材、メニュー、レシピについてご紹介します◎この記事を参考に是非、今年の冬は兵庫県ならではのおせち料理&お雑煮作りにチャレンジしてみてくださいね♡
みなさま、こんにちは!
兵庫県ご当地ライターのちるちゃんと申します*
本日は、年末年始になると食卓に並ぶ!おせち料理&お雑煮について、関西と関東の違いや、兵庫県ならではの食材、メニュー、レシピについてご紹介します◎
地元兵庫県民はもちろんですが、ご結婚を機に兵庫県に嫁いでこられた花嫁さまや、兵庫県がなんとなく好き!という方まで、是非この記事を参考に兵庫県ならではのおせち料理&お雑煮作りにチャレンジしていただければと思います*
兵庫県:おせち料理の特徴
まず最初に関東と関西の違いという観点から兵庫県のおせち料理の特徴について見ていきましょう!そもそも関西エリアのおせち料理は他のエリアとは異なり、味付けとして薄口醤油やお出汁のような風味が良く、薄口の味付けが好まれています。
また、料理ひとつひとつに意味や想いを込めて作られており、古くからの伝統を重んじる傾向があります*
その中でも【祝い稀三種】には特に大きな違いがあり、三種類の内、黒豆と数の子は共通しておりますが、最後の一品に関東と関西の違いが出ます。この最後の一品が関東はごまめ(田作り)であるのに対し、関西は「たきごぼう」となっています!たきごぼうには、家族や家業が土地に根付き安泰に代々続いていきますように…との願いが込められており、関西では縁起の良い食材だと言われています◎
また、入っている魚にも地域性が出るとのことですが、関西エリアでは主に「鰤」がおせち料理の中に加わります。この鰤には立身出世を願う思いが込められています!
このようにお料理に込められた意味まで紐解いて見ていくと、関西エリアは古くから商売人の街と言われてきただけあり、商売繁盛に関する願いが込められた食材が多いことが伺えますね^^
兵庫県:ご当地食材はコレ!
兵庫県ならではのご当地食材と言えば「冷たい八宝菜」である、ということをご存知でしょうか?通常八宝菜とはアツアツが美味しい中華料理!なのに、冷たいってどういうこと!?と驚かれた方も多いかと思います◎
もともとは神様への供物として扱われてきたおせち料理。なので、基本が冷たい状態で食べることを想定して作られています。そのため、この八宝菜に関しても、お正月に火を使うことで神さまを驚かさないように、作り置きをしておくことから、冷たい八宝菜を食べる習慣が出来たそうですよ*
しかし、現在兵庫県内の一般家庭で冷たい八宝菜がおせち料理として出るのは非常に稀ではあるものの、話のネタとして覚えておいて損はないかと思います!今年の年末年始の小ネタにいかがでしょうか?^^
兵庫県:冷たい八宝菜レシピ
ここでは、「Kurashiru」さんのレシピを参考に!冷めても美味しい八宝菜の作り方をレクチャーします!
冷たい八宝菜とは即ち冷えた八宝菜のこと*このメニューをおせちに追加したい!という方はいつもご家庭で作る八宝菜を冷ましてもらえれば、それで完成です◎
冷たい八宝菜:材料
- 豚こま切れ肉:100g
- 白菜:150g
- たけのこ(水煮):40g
- にんじん:50g
- 冷凍イカ:50g
- しいたけ:2個
- うずらの卵の水煮:4個
- 水:200ml
- (A)酒:大さじ1
- (A)砂糖:小さじ1
- (A)オイスターソース:小さじ2
- (A)鳥ガラスープの素:小さじ1.5
- (A)塩コショウ:少々
- 水溶き片栗粉:大さじ2
- サラダ油:大さじ2
冷たい八宝菜の作り方*
【下ごしらえ】
イカはパッケージの表示に従い、解凍をしておきます。白菜は一口大のざく切りに、しいたけは軸を取り、薄切りにしましょう。タケノコと豚こま切れ肉を一口大に切り、にんじんを2㎝幅の短冊切りにすれば、下ごしらえは完了です◎
(1)フライパンを中火で熱してサラダ油を引き、豚こま切れ肉を炒めます。こちらに火が通ったら、その他下ごしらえをした具材とうずらの卵の水煮を加えて、さらに炒めます。
(2)全体的に具材がすべてしんなりとしてきたら水と調味料(A)を加え、中火で5分煮ます。イカに火がしっかりと通り、にんじんが柔らかくなったら水溶き片栗粉を加え、とろみが付いたら火からおろして完成です☆
いかがでしたでしょうか?名前だけ聞くと難易度が高そうな冷たい八宝菜ですが、実は具材を切って炒めるだけなので、どなたにでも簡単に作れます☆このまま食べても最高に美味しい八宝菜ですが、もし伝統に習うのであれば、是非冷やしてからお召し上がりください◎