「478呼吸法」メリット・デメリットは?

「478呼吸法」の効果の仕組みとメリット

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

「478呼吸法」が他の呼吸法と違う点は「数を数える」「吐く息を長くする」「息を意図的に止める」といったところにあります。

まず、息を吐き切ってから吸うことで 自然に腹式呼吸になります。

腹式呼吸とは、よく知られているように「リラックスしている時に自然に起こる呼吸」です。

日中、私たちが仕事などで興奮状態にあるときは、ほとんどが浅い胸式呼吸になりがちです。

ヨガでも腹式呼吸が推奨されますが、それは腹式呼吸がリラックスを促してくれるからです。

腹式呼吸がリラックスに効果がある理由は複数ありますが、まずはお腹にある臓器(腸や横隔膜)は自律神経の中でもリラックス系を司る副交感神経と関係しているからです。

お腹を呼吸で動かすことは、副交感神経を刺激し、リラックススイッチを入れてくれます。

また「数を数える」ことで、私たちの意識は「数」に集中し、他の雑念から意識をシャットアウトすることができます。

「吐く息」も私たちの副交感神経を刺激する行為です。

どんな呼吸であっても、息を吸う時に交感神経が刺激され、吐く時に副交感神経が刺激されます。

ですから、呼吸を丁寧に行うだけで自律神経のバランスが整うのですが、あえて吐く息を長くすることで、副交感神経を優位にできるのです。

さらに「息を意図的に止める」。これは ヨガでは「クンバカ」と呼ばれるテクニックになります。

私たちの脳は非常に多くの酸素を必要としており、特に脳疲労が激しい時や考え事をしている時に酸素量が多く必要となります。

つまり、脳疲労や考え事で頭を使っていると、どうしても酸素がたくさん欲しくなり、早く忙しい呼吸をしがちで、余計リラックスできなくなってしまうのです。

しかし、意図的に息を止めると、脳の動きも一時的に止まります。

すると、ざわざわしていた心も休まり、安定します。

つまり脳や心の動きをコントロールするために「クンバカ」は最適なのです。

「478呼吸法」を行うことで、副交感神経が優位になり、脳が鎮まることで、自律神経が整ったり、脳疲労が解消されたり、体の強張りが取れたり、血圧が下がったりするので、スッと眠りにつける。

これが「478呼吸法」のメカニズムです。

「478呼吸法」のデメリット

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

基本的に「478呼吸法」は、どなたにでも試していただける安全性の高い呼吸法とされています。

また、効果を感じるかどうかは、その人の脳や体の疲労度によって異なるので、疲労が高い人ほど、1分とは言わず、10分くらい行わないと効果が感じられないかもしれません。

基本的にデメリットはないとされますが、息を止めることが苦手な人は、止める時間は少しずつ長くするようにした方が安全です。

4秒で吸って、4秒止めて、8秒で吐く、といった感じで、まずは自分のペースで息を止める時間を調整すると良いでしょう。

「478呼吸法」のデメリットとしては言われていませんが、ヨガではクンバカをするには体内の浄化が行われている必要があるという考え方もあります。

息を止めている時に体内の不純物や老廃物が全身に回ってしまうので、呼吸法を行う時は空腹で、アルコールなどの毒物が体内になく、また気持ちもなるべくネガティブでない時(早朝など)に行うべき、と教えている先生もいるのです。

「478呼吸法」についてまとめ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

寝つきが悪い、気持ちが不安定という人は、「478呼吸法」を試してみると良いでしょう。

続けるほどに効果が高くなるので、効果が感じられたら、前後の食事に気をつけたり、アルコールを控えてから「478呼吸法」を行うなど徐々に深めていくと、さらに相乗効果が期待できますし、より深い睡眠が得られるはずです。

提供・yoganess



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