半年後に再会、話は弾み…
それから半年がたち、そんなことも忘れていたころ……。
「ある日、新しい入院患者さんに食事を運ぶために病室のドアを開けると、そこにはKさんらしき人がいました。あまりに似ていたので、本人に確認してみると半年前に担当したKさんだったんです」
Kさんとはお互いに顔見知りということもあり、前回よりも話が弾みました。
「いろいろお話していると、Kさんは私と同い年で結婚していて、娘さんがいることがわかりました。しかも、私の娘とKさんのお子さんも歳が近いことがわかり、お互いの育児の大変さや悩みを相談するようになりました。好きな音楽の趣味も合うし、境遇も近かったので、その頃からKさんのことを少し気になっていたと思います」
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