「子どもができてから自分にかまっている余裕がなくて…」「家事に仕事に忙しくて女性性が枯れている気がする…」」そんなお悩みをここ最近よく頂きます。女性たるもの、いくつになっても女性らしさは持っていたいものですよね。 そこで今回は内側からにじみ出る色っぽさをつくる薬膳食材をご紹介します。
色気がある女性に共通しているもの
「なんだか色っぽいな」同性から見ても色気があって魅力的な女性っていますよね。色気をどこで感じるかは人それぞれかと思いますが、色気がある女性たちを研究していたところ、3つの共通点があることに気が付きました。
✔︎髪やお肌に潤いとツヤがあること
✔︎気持ちがゆらぎにくく安定している
✔︎年齢を感じさせない健やかさ
艶やかなキレイな黒髪、感情に振り回されずいつも安定した凛とした雰囲気、いくつなんだろう?と年齢不詳だけれど内側からにじみ出るすこやかな美しさ…例えば色っぽさを感じる壇蜜さんはこの3つのポイントをしっかり押さえているように思いますが、いかがでしょうか。
色っぽさは洋服や仕草など外側から作ることもできます。しかし、内側からにじみでる自然な色気は食事やライフスタイルが大いに影響してくるはず。筆者の専門分野の薬膳の世界でも、女っぽさを仕込む食材というものが実はあるんですよ。
薬膳的、内側から色っぽさを仕込む食材リスト
「じゃあ、何を食べたらいいの?」というのが気になるところですよね。薬膳の世界ではこの3つがキーワードになります。
1.ホルモン分泌を担当する臓腑「腎(じん)」の働きを高める
別名アンチエイジングの臓腑といわれている腎。この臓腑は成長ホルモンやホルモンの分泌と関わりのある臓腑。腎の働きを高めることで年齢を感じさせない健やかな美しさを育むことができるといわれています。
2.お肌、髪、心に潤いと栄養を与える血(けつ)を増やす
血色感のあるお肌や髪をつくるために欠かせないのが血。血はお肌に潤いだけでなく栄養を与えてくれる役割を担っています。そうですね、スキンケアアイテムに例えるならば“美容液”のような存在です。血が減ると、肌のくすみや乾燥、髪はパサパサ、気分は落ち込む…というお悩みが出やすくなるため、血の充実は美と健康のためにとても重要です。
3.巡りをスムーズに
イライラしたり不安になったり、女性の心は複雑です。気持ちが不安定になっている時は気(き)の巡りが悪くなっている時だと考えますので気の巡りをスムーズにして、ゆらぎにくいココロを育んでいきましょう。