結婚後に発覚した異常な執着心
しかし、結婚後、みゆきさんは今まで知らなかった夫の一面を目にすることになります。ある休日、みゆきさんは「調べたいことがあるから、スマホを貸してほしい」と言われたため、洋輔さんに自分の携帯を渡しました。
すると、洋輔さんは画面を見た途端、いきなり不機嫌に。
「なんでこんなに電池が減ってるの?家にいるだけなのに」
そうみゆきさんに言い放ち、浮気を疑っているような視線を向けてきました。
突然、身に覚えのない疑いをかけられたみゆきさんは困惑。どうしてそう思ったのかと問うと、洋輔さんは同僚の奥さんがマッチングアプリでセフレを募集していたことを聞き、不安になったと言うのです。
「私はそんなことしてないよと言っても、なぜか夫は疑心暗鬼になっていて、アプリのインストール履歴をその場で調べられました」
「また抜き打ちでチェックするから」
その後、みゆきさんがマッチングアプリをひとつもインストールしていないことを知った洋輔さんから出た言葉は謝罪ではなく、「これからも絶対にしないでね。怪しいと思ったらスマホを抜き打ちでチェックするから」と、なぜか上から目線の要求でした。
みゆきさんは夫が初めて見せた、自分への執着心にゾクリ。
「付き合っていた頃はまったく束縛などしない人だったので驚きました。でも、私がアプリをインストールすることはないので、いずれ安心してくれるだろうと思っていました」