円満退職につながる退職理由の伝え方
退職を伝える時期が決まったら、次に必要なのは「どう退職を切りだすか」ですよね。
ここでは、円満退職につながる伝え方のヒントをご紹介します。
マイナスな退職理由は避ける
上司への退職の報告で必ず聞かれるのが「退職理由」です。
どうせなら「正直な気持ちを伝えたい」と思う方も多いでしょう。
ただし円満退職を目指すなら、マイナスな退職理由は避けるのがマナー。
たとえマイナスな理由で退職を考えている人も、ポジティブな退職理由に変換しましょう。
■ マイナスな退職理由の例
- 給料が安い
- 残業が多い
- 業務内容が自分に合わない
- 嫌いな上司がいる
- 社風が肌に合わない
友達や家族に話す分には問題ありませんが、会社に伝える理由としてはふさわしくありません。
上司がこの理由を聞いても、あまりいい気持ちにはならないはずです。
■ ポジティブな退職理由の例
ポジティブな理由を考える時は、本来はマイナスな理由をポジティな言葉へ変換しましょう。
- 「給料が安い」→「スキルが求められる分給料の高い会社で自分を試したい」
- 「残業が多い」→「これからの人生やプライベートも充実させたい」
- 「業務内容が自分に合わない」→「新しい仕事に挑戦して成長したい」
- 「嫌いな上司がいる」→「新しい環境で自分自身を試したい」
- 「社風が肌に合わない」→「自分らしく働ける場所を見つめ直したい」
「給料が安い」「残業が多い」などの理由は、「会社に不満がある」という風に聞こえますよね。
しかし、ポジティブな言葉に変換すると「自分が変わりたい」という意思を伝えられます。
「あくまで変わりたいのは自分」という理由を用意することが、円満退職に繋がるポイントです。
退職理由に嘘をついてもいいか悩んでいる人は、こちらの記事を参考にしてください。
会社の都合も考慮する
円満退職したいなら、自分の都合を会社側に押し付けるのは避けましょう。
特に、退職の時期は自分の都合だけでなく、会社の都合も考慮した日程がおすすめです。
上司への相談時に「〇〇日に退職します」と伝えるよりも
「あくまで希望ですが、〇〇日までに退職したいと考えてます」
と伝えた方が会社への配慮も感じられます。
退職の言い方にひとつで、上司を味方にすることも、敵にすることもできます。
円満退職したいなら、最初のスタートは慎重に進めましょう!
会社への敬意を忘れない
円満退職でもっとも大切なことは「会社への敬意を忘れないこと」です。
敬意を示すためには、自分の気持ちを整理してから上司への報告に臨みましょう。
気持ちの整理をしないまま上司と面談すると、
- 「とにかく退職したい」
- 「早く辞めたい」
このような焦りの気持ちが言葉にあらわれてしまいます。
早く辞めたい気持ちが先走ると、
- 「うちの会社のことはどうでもいいのかな」
- 「会社に感謝の気持ちはないのかな」
と上司に思われても仕方ないですよね。
会社への敬意があれば「退職を伝える時期」や「退職理由」も会社へ配慮したものにできるはず。
円満退職を目指すなら、どんな時でも会社に対する敬意を忘れずに行動しましょう。
退職の意思があるなら早めに報告しよう
退職を伝える時期やタイミングについてご紹介しました。
基本的に、就業規則にある時期に退職を申告すれば、問題に発展することはありません。
初めての退職だと
- 「退職を伝えたら会社に居場所がなくなるのでは?」
- 「上司に罵声をあびせられるのでは?」
と不安に感じ、なかなか退職まで行動を移せない方がいます。
退職で一番問題になるのは、申告なしに突然会社に行かなくなることです。
普通の会社であれば、退職を申し出た社員に対して嫌がらせをすることはありません。
突然居なくなるよりも、早めに退職の意思を伝えた方が、あなたにとっても会社にとっても何倍もメリットになります。
さらに民法では「2週間前に申告すれば問題ない」という基準が定められています。
退職は決して悪いことではありません。
タイミングを間違わなければ、円満に退職することも可能です。
退職したいと考えるなら、強い意思を持って早めの行動を心がけましょう!
提供・Rolmy
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