投資の経験は日常生活にも役に立つ!

投資は収入を増やす手段になりますが、それだけではありません。投資を経験することで、お金以外の側面でも生活が豊かになるのだとか。

ファイナンシャルアカデミー「投資って自分の世界が広がるきっかけになるんです。たとえば株だったら、自分の大事な資産をどこの企業に投資しようかと調べていくうちに、さまざまな会社を比較したりしますよね。するとものすごく視野が広がって、社会や経済のことがよく見えるようになってくるんですよ。だから、私は就活生に株をやってほしいなといつも思っています」

普通に生活していると、どうしても自分が興味のある分野にばかり目が向いてしまうかもしれません。しかし投資を行うことで、それまで知らなかった社会の動きがわかるようになります。さらに投資の経験は、普段の生活における“ものの見方”にも役に立つことがあります。

ファイナンシャルアカデミー「お金の使い方って『消費・浪費・投資』の3種類があると思うんです。例えば1冊の本を買ったとして、その本をしっかり読んで何かに生かせたら『投資』になります。けれども買っただけで読まなければ『浪費』、ただ読んで終わりだったら『消費』ですよね」

モノやサービスを「消費」や「浪費」するのではなく、「投資」として役立てることができるようになれば、より大きな価値が生まれてくるはずです。どうしたら「投資」になるのかを考えられるようになるのも、投資を経験することのメリットと言えるでしょう。

ファイナンシャルアカデミー「何か自分の大事なものを投じるということは、ものすごく感度が磨かれる経験になります。同じ金額でも、同じ時間でも、何に使うと最も良いのか、本当に意味があるのか、生かすことができるのかを常に考えられるようになるんです。そのため、お金のことを勉強したり、投資の世界に踏み出したりすると、人間的にも成長できると思います。そういう意味でも若い人にチャレンジしてほしいですね」

まずは一歩踏み出してみよう!

投資は難しそうでハードルが高いと感じている人も多いことでしょう。とはいえ、よくわからないと感じて遠ざけてしまうのではなく、少しでも勉強を始めてみましょう。そうすると、意外とチャレンジしやすいなど、数多くのメリットを見つけることもできるはずです。まずは一歩踏み出してみるという小さな勇気が、これからの人生に大きな幸せを授けてくれるかもしれませんよ。

【取材協力 ファイナンシャルアカデミー】
“お金の教養”を身に付けるための総合マネースクール。2002年の創立以来、東京校・大阪校・ニューヨーク校・Web 受講などを通じて、17年間で延べ54万人の受講生が、お金の貯め方、使い方といった身近な生活のお金から、会計、経済などの学問的視点、株式投資や不動産投資などの資産運用まで、独自のカリキュラムで体系的に学んでいる。

提供・UpU

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