3つ目の漢字は「鷹揚」です!
「鷹揚」って何て読むか分かりますか?
(たかば)ではありません。
(たかあげ)でもありません。
人柄を表す時に使う言葉です。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「鷹揚」の読み方のヒントは?
「鷹揚」の意味は「小さなことにこだわらず、ゆったりとしている様子」です。
「鷹が何も恐れず大空をゆったりと飛んでいる様子」から転じて、人の性質や態度を表すようになりました。
«例文»
- 彼女はいつも鷹揚としている。
- 彼は鷹揚で、優しく、素敵な青年だ。
何と読むか分かりましたか?
「鷹揚」の読み方、正解は……
正解は……
「おうよう」
です!
「鷹揚」と発音が似ていて、意味が似ている言葉に「大様」(おおよう)があります。
「大様」も「小さなことにこだわらず、せこせこしない様子」を表しますが、「大雑把な」といったマイナスのイメージも持っていますので、使い方には注意して下さい。
「鷹揚」は「こころに余裕があって、上品な様子」というイメージを持って使う言葉です。
「鷹揚」と「大様」はニュアンスの違う言葉ですので、混同しないように気をつけましょう。
鷹揚とした心を持った、器の広い人って憧れてしまいますね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
4つ目の漢字は「口風琴」です!
「口風琴」って何でしょう?
漢字から推測すると、「口」で「風」を起こす「琴(こと)」なので、「くちぶえ」?
と思った方も多いのではないでしょうか?
でも、残念!
「くちぶえ」は、漢字で「口笛」ですよね。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「口風琴」の読み方のヒントは・・・?
「口」も「風」も「琴」も、3文字とも特別難しい漢字ではありませんよね。
そのまま素直に読めば、「くちふうきん」です。
ただし、そうは読みません。
ある楽器の名前なんです。
カタカナで表す楽器も、日本に伝わった際に漢字をあてはめられたものが数多くあります。
例えば、ピアノは「洋琴」。
ヴァイオリンは「提琴」。
トライアングルは「三角鉄」など・・・
オルゴールは、「自鳴琴」と書くように、漢字を見るとどんな楽器なのか特徴がよく分かりますよね。
それでは「口」で「風」を送って鳴らす「琴」とは何でしょう・・・?