3つ目の漢字は「罌粟」です!
難読漢字クイズに挑戦です。
本日の漢字は「罌粟」!
初めて見る人も多いのでは?
早速ヒントを見てみましょう。
「罌粟」の読み方のヒントは?
1.春から初夏にかけて花が咲きます。可愛らしいので切り花として人気があります。
2.俳句では初夏の季語です。
3.育ててよい「罌粟」と、育ててはいけない「罌粟」があります。
4.『彼は罌粟からは阿片の採れることを知っていた。』フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン「紅い花」より引用
もうおわかりですね!
正解は…
正解は「ケシ」でした!
「罌粟(ケシ)」は、「芥子」とも書きます。「芥子」は本来「からし菜」の種のことですが、今は定着して使われています。
「罌粟」は種類の多い植物です。栽培してもよいものは一般的に「ポピー」と呼ばれています。
麻薬成分が含まれているソムニフェルム種のケシ、セティゲルム種のアツミゲシ、プラクテアツム種のハカマオニゲシは、栽培が禁止されています。
「罌粟」の由来
「罌」は「もたい」と読み、「胴がふくらみ、口のすぼまったまるいかめ」のこと。ケシの実は「もたい」のように膨らむのでこの漢字があてられたのでしょう。
「粟」は「アワ」ですね。ケシの種子は粟のように細かいことを表しています。
4つ目の漢字は「項垂れる」です!
「項(こう)」も「垂れる(たれる)」も、それほど難しい漢字ではないのに、「項垂れる」は「こうたれる」ではないんです!
それでは、「こうべたれる」では?
…と思ったあなたも、残念!
「こうべたれる」でもないんです。
「こうべ」は「頭」や「首」と書きますもんね・・・
それでは何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「項垂れる」の読み方のヒントは・・・?
読み方は、ひらがなで「〇〇だれる」です!
そして「垂れる」には、次のような意味があります。
- 先端が下がった状態になる
- しずくになって落ちる
さらに「項」という漢字には、次のような意味があるんですよ。
- 物事を小分けにした1つ1つ。
- 代数式や数列などの構成要素。
- うなじ。
なんと!「項」は「うなじ」という意味・読み方もあるんです。
さあ、もう分かりましたよね?
「項垂れる」の読み方の答えは・・・
正解は、「うなだれる」でした!
失望や恥ずかしさから、心配事や考え事のため、首を前に垂れてうつむく様子を表す言葉です。
「試験の結果が振るわず、不合格の通知に項垂れた」
「先生に叱られて、しょんぼりと項垂れた」
などと使われます。
「項」は「うなじ」という意味があると前述しましたが、「項髪(うながみ)」などのように「うな」とも読むのです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!