11月の祝日といえば勤労感謝の日。カレンダーの文字が赤いとお休みが増える、と単純に嬉しくワクワクしますが、どんな意味を持つ祝日なのか、由来までを気にする方は少ないはず。 今回は11月23日に定められている、11月の祝日「勤労感謝の日」についてご紹介します。
みなさん、こんにちは♡
神奈川県ご当地ライターのmanaです*
11月の祝日といえば勤労感謝の日!
カレンダーの文字が赤いとお休みが増える!と単純に嬉しくワクワクしますが、どんな意味を持つ祝日なのか、由来までを気にする方は少ないはず…!
今回は11月23日に定められている、11月の祝日「勤労感謝の日」についてご紹介します♡
知るだけで祝日の過ごし方も変わるかも…?
ぜひ最後までお読みくださいね♡*
祝日とは?
日本の祝日は正しくは「国民の祝日」といい、それぞれの日の趣旨が定められています♪
「国民の祝日」は、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)」の第1条である
“自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。”
により、「国民の祝日」は「休日とする」と決められています♪
「国民の祝日」は、建国や歴史的な出来事に由来したり、功績のあった人物を称えて制定された記念日であることが多いです**
現在、「国民の祝日」は1年間で16日あり、年内最後の祝日とされる11月23日の「勤労感謝の日」や1月1日の「元日」、2月11日の「建国記念の日」のように同月日に固定されているものを固定祝日(こていしゅくじつ)といいます!
その他には、ハッピーマンデー制度により、土曜日・日曜日・月曜日という3日間を連休にするために、すべての祝日を固定祝日にするのではなく、「成人の日」や「海の日」のように、「〇月の第〇月曜日」と定められているものもあります!
また、祝日には以下の3種類があります!
- 【国民の祝日】国によひ定められた仕事や学校がお休みになる日
- 【振替休日】日曜日や他の祝日に重なった際に、代わりのお休みになる日
- 【国民の休日】祝日ではないけどお休みの日(前後が祝日である平日が休みになる)祭日はかつて宗教儀礼を行っていた日
祝日と言われるとお休みになるので単純に嬉しいのですが、それぞれの祝日の意味や由来について知る機会は少ないため、調べてみると面白いかもしれません♪
祭日と祝日と違いとは?
1947年(昭和22年)に皇室祭祀令が廃止されるまでは、皇室の祭典や神社のお祭りなど、宗教儀礼を行う日のことを「祭日」と呼び、祝日とともに国家の休日とされていたことから、祝日と祭日の総称を「祝祭日」とされてました!
「国民の祝日に関する法律」が制定された1948年(昭和23年)以降は、「国民の祝日」というようになり、現在は「祭日」はなくなっています!
しかし皇室祭祀令のなごりから、今でも「祭日」や「祝祭日」と呼ばれることもあるようです**
そして名前を変えて、今の祝日に受け継がれているものも…!
【祝日に受け継がれた祭日】
- 紀元節(きげんせつ)→建国記念の日
- 昭和天皇の誕生日→昭和の日
- 明治節(めいじせつ)→文化の日
- 新嘗祭(にいなめさい)→勤労感謝の日
などがあります!
勤労感謝の日はどんな日?
「勤労感謝の日」が「国民の祝日」として、制定されたのは1948年(昭和23年)の祝日法の制定当初から**
今では年内最後の祝日が「勤労感謝の日」になっています!
「勤労感謝の日」と言われると文字通りに働いている方に感謝する日だと思われる方、多いはず…!
「勤労感謝の日」は「国民の祝日」に関する法律の条文に、“勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日”とあります♪
この「勤労」というのは、会社に勤めている人とは限らず、家事を行う人なども含めた、広く働く人々へ感謝をするのが勤労感謝の日です!
仕事や働くこと、そのものを大切な習慣として重んじ、国民同士が互いに感謝を示し合う日として制定された祝日です♡!