生理を早めるためにピルを服用するとビタミンが不足する
ピルは、月経困難や生理痛緩和、月経移動のために一時的にも使われたりと便利な薬剤です。
しかし、ピルを飲むことで不足する栄養素があることも知っていますでしょうか。
ピルを飲むことで不足する栄養素はビタミンB群です。
その中でも、不足するのがビタミンB6です。
ピルを服用すると、アミノ酸のひとつであるトリプトファンの代謝が乱れます。
トリプトファンの正常な代謝には、ビタミンB6濃度が必要になります。
ピルを飲んでいる人と飲んでいない人では、飲んでいない時に比べて50〜100倍もビタミンB6が必要といわれています。
さらにこのトリプトファンの代謝が乱れてしまうと、精神的に情緒不安定になったり、神経が過敏になることによって落ち込みが激しくなることもあります。
もしも、ピルを飲み始めてから気分が沈むなという状態があるようでしたら、ビタミンB群(とくにビタミンB6)の不足を疑ってみてください。
ビタミンB6不足にオススメしたい食べ物
ピルを飲むとビタミンB6が不足しがちとなりますが、ではどういった食べ物を食べた方が良いでしょうか。
ビタミンB6は、肉や魚に含まれていることが多いです。
ピルを飲むと太りやすいという噂がありましたが、これも根拠が確立されていません。
ピルを飲むと太るのでは…と懸念して食事を疎かにしてしまう方もいますが、そういったことをしているとビタミンB群の不足を招いてしまうので注意しておきましょう。
ビタミンB6を多く含む食べ物
- かつお
- まぐろ
- レバー
- さんま
- バナナ
- さば
- さけ
- 肉
- さつまいも
- にんにく
- 納豆
- 卵
生理を早めるときのオススメなレシピ
魚やお肉をしっかり食べていると、ビタミンB6不足は比較的防げますが女性にも食べやすいレシピを紹介します。
- マグロの刺身:100g
- 塩こしょう:少々
- アボカド:1個
- レモン汁:小さじ2
- 玉ねぎ:30g
- マヨネーズ:大さじ1.5
- しょうゆ:大さじ1
- わさび:お好み量
- マグロを1cm角に切り、塩こしょうをする。
- アボカドも食べやすい大きさに切って、レモン汁を浸す。
- 玉ねぎはみじん切り。
- 全ての材料を合わせて、盛り付ける。
和えるだけの簡単メニューです。
女性はアボカド好きな方も多いので、時間があるときに作って冷蔵庫に入れておいてもいいですよね。
生理を早めるためには、食べ物で体調も整えておきましょう
ピルで生理を調整するのは、とても便利ではあります。
しかし、自分勝手にピルの服用することは危険!
必ずお医者さんの指示通りの服用し、無理のないように行なっていきましょう。
それと同時に、ピルで不足してしまう栄養素を補うことで体の負担を軽減してあげましょう。
提供・yoganess
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