風水では、時計は金運と人間関係運に影響すると言われています。時計を置く場所によっては素晴らしい運を呼び込むこともできますが、知らずに運気を悪くしている場合もあるでしょう。この記事では時計の風水における意味や効果、運気を上げる方法などをご紹介します。
時計は風水的にどんな意味・効果がある?
時計の風水の意味|「陽」の気を作り出す
風水において、時計は「陽」の気を作り出すと言われています。時計の針は常に時を刻んで動いていますよね。その動きが、部屋の気の流れを活性化してくれるのです。陰気な雰囲気の部屋には置き時計を置いたり、壁掛け時計を付けたりして陽の気を取り込んでみましょう。
風水では美しい音も良い運気を運んできてくれると言われています。ですから音楽が流れるタイプの時計も風水的には良いようです。ただし、目覚ましのベルのようなうるさい音は運気を下げてしまいます。音のなる時計を選ぶ場合は、自分の好みの美しい音がなる物を選ぶようにしましょう。
時計はどこの家庭にも必ずあると言えると思います。それだけに風水インテリアとしても取り入れやすいものですよね。しかしインテリアとして中古の時計を選んでしまうと、以前の家庭の運気を引き継いでしまうため注意が必要です。風水を目的として時計を買う場合は新品を選んだほうが良いでしょう。
時計の風水効果|アナログ時計が気の流れを良くする
時計の風水効果を期待する場合は、デジタル時計よりもアナログ時計を選ぶようにしましょう。時が流れていることは、つまり「気が流れている」という意味になります。アナログ時計の針が動くことで、気の流れが良くなるのです。
アナログ時計でも、秒針がついているタイプのほうがさらに気の流れを良くしてくれます。しかし、気の乱れやすい場所に秒針のついたアナログ時計を置くと、気の流れがよけいに乱されてしまうことがあります。時計を置く場合は、部屋によって種類を使い分ける必要があるでしょう。
家庭に置く時計の場合はアナログ時計がおすすめですが、デジタル時計が悪いわけではありません。仕事で使う置き時計や腕時計は、デジタルのほうが良いようです。また、寝室など落ち着きたい場所なら音がしないデジタルの時計も良いでしょう。
時計の風水効果|壁掛け時計は目線より上で効果アップ
壁掛け時計を掛ける位置は自分の目線より上にするようにしましょう。時計は「木」の気を持っています。見上げるという行動は、この「木」の気が持つパワーを増してくれるのです。壁掛け時計は「目線より上の高さ」で「時刻が見やすい位置」に掛けるのが基本となります。
置き時計の場合も同様に、目線より上の高さに置くほうが運気を上げるのには効果的です。ですが目覚まし時計などは高い位置にあると使いづらいですよね。そんな時は、ちょうど目線と同じくらいの高さに置いても大丈夫です。時計は見下ろす位置に置かないように気を付けましょう。
時計は木の気を持っているわけですが、この木を支えているのは土となりますね。この土の吉方位が東になるため、時計を置くのは東が良いと言われています。壁掛け時計の効果をもっと上げたいならば、東の高いところに掛けるのがベストとなるでしょう。
時計の風水効果|止まった時計は運気を下げる
止まった時計をそのまま放置していると、運気が下がってしまうので注意が必要です。時計が止まるということは、「運気が停滞する」と言う意味です。「電池が切れてしまったけど後で交換しよう」なんて放置していると、どんどん気の状態が悪くなってしまいます。
時計が止まっている状態と言うのは、常に時を刻んでいる時計にとっては「不自然な状態」です。このような不自然な状態のものは、陰気を生み出していくのです。気が停滞しているのでこの陰気は次々と溜まっていくことになりますから、状態は悪くなる一方ですよね。
さらに放置した時計がホコリをかぶりはじめると、陰気や邪気などの負のエネルギーが放出されることになります。このような事にならないように、止まった時計はきちんとメンテナンスするようにしましょう。もし壊れてしまったのなら、速やかに処分するようにしてくださいね。
時計の風水効果|黒い時計は陰気を発生させる
黒い時計は陰気を発生させる原因となります。時計から悪い気が発生すると、時計の「気の流れを良くする効果」によって悪い気も流れて行ってしまいます。そうなると家中に悪い気が循環することになってしまいますから、風水の効果を上げたいなら黒の時計は避けるようにしましょう。
黒は風水的には良くない色ですが、仕事で使う腕時計の文字盤ならば悪くありません。黒は格調高く見える色ですから、自分の格を高く見せたいときなどは黒を選ぶと良いでしょう。また仕事で頑張りたいという人や、弱い自分を見せたくないという人にも黒い文字盤の腕時計がおすすめです。
開運編|時計を使った風水効果・運気の上げ方3選!
時計を使った風水効果・運気の上げ方①金銭運はゴールドの腕時計で上げる
時計を使った風水効果・金銭運の上げ方は、ゴールドの腕時計を身につけることです。ゴールドはその見た目の通り、金運を上げる効果があります。ゴールドの腕時計で文字盤に白を選べば、金運アップの効果に加えて悪い運気を払う効果も期待できます。
文字盤の形は人間関係を良くする円形がおすすめです。ベルトも金属製にするとさらに運気を上げることができるでしょう。金属のベルトは自分に合わないな、という人は良質な革のベルトにするのも良い選択です。その場合は土の気を持つ茶色かベージュのベルトを選べば、さらに金運を上げることができます。
時計だけではなく、ゴールドのアイテムには金運を上げる効果があります。良い時計が見つからなかったら、他のアイテムを探してみるのも良いでしょう。
時計を使った風水効果・運気の上げ方②仕事運はワンランク上の腕時計で
時計を使った風水効果・仕事運の上げ方は、ワンランク上の腕時計を身につけることです。仕事に関する運気を上げるには、腕時計は重要なアイテムです。きちんと時間を合わせて使うことで仕事がスムーズに進むほかに、「時の運」を掴むためにも腕時計が必要です。
腕時計は自分にとってワンランク上のブランド物を身につけることで運気が上がります。円形の文字盤を選ぶと人間関係も良くすることができます。ただ、キャリアアップを目指したい人や創造性のある仕事をしている人には四角の腕時計が向いています。
四角の時計は人間関係で角が立つので良くないと言われます。けれども威厳を上げたい・地位を上げたい人には、四角のとっつきにくい雰囲気が合いますよね。プライベートではなく仕事で使うのなら、あえて四角の腕時計を選ぶのも良い方法でしょう。
時計を使った風水効果・運気の上げ方③恋愛運は女性らしい腕時計で上げる
時計を使った風水効果・恋愛運の上げ方は、女性らしいデザインの腕時計を身につけることです。恋愛運を上げるには人間関係を良くすることが重要です。円形の文字盤の物を選ぶことで、人間関係がスムーズになりパートナーとの関係も上手くいくようになります。
ご縁が欲しい人はリボンをモチーフにしたベルトがおすすめです。リボンは結ぶものですから、「縁を結ぶ」という意味があるんですね。またハートの模様が入っているものも、暖かな女性らしい雰囲気があって良いでしょう。色は明るい色を選べば、恋愛の運気をますます上げることができます。
風水で腕時計を選ぶなら、ブランドにもこだわってみたいものですよね。ブランドの腕時計なら仕事運も上げられるのが嬉しいところです。
部屋編|時計を使った風水効果・運気の上げ方3選!
時計を使った風水効果・運気の上げ方①リビングの東に時計を置く
リビングでの時計を使った風水効果・運気の上げ方は、東に時計を置くことです。東に時計やテレビなどの情報が入ってくる機器を置くことで、「良い知らせが舞い込む」と言われます。この方角は「音が出るモノ」を置くのにも適しているところなので、音楽が流れる時計を置いておくのも運気アップに良いでしょう。
リビングに置く時計は、温かみのあるベージュやホワイトがおすすめです。これらの色は人間関係を良くしてくれるので、家族が集まるリビングにはぴったりでしょう。素材は木製で、円形のものだとさらに運気が上がりますよ。
時計を使った風水効果・運気の上げ方②玄関にはアナログ時計を置く
玄関での時計を使った風水効果・運気の上げ方は、アナログ時計で気を整えることです。玄関は沢山の人が出入りすることで、気が留まりやすくなっています。そこで玄関にアナログ時計を置くと、針の動きが気を活性化して整えてくれるのです。
音や情報と関係のある東玄関や、玄関の東側に時計を置くようにするとさらに運気が上がります。デジタルではこの効果が出ないので気を付てくださいね。アナログ時計の秒針のカチカチという音は、玄関での邪気よけにもなってくれます。また音楽が流れる時計も相性がいいでしょう。
また玄関に「時間を動かす」時計を置くことで、チャンスなどを呼び込む効果も期待できます。時計の形は良い縁を呼び込む円形や、家の気のバランスを整えてくれる八角形がおすすめです。
時計を使った風水効果・運気の上げ方③トイレは避ける
トイレでの時計を使った風水効果・運気の上げ方は、トイレに置くのを避けることです。朝の忙しい時間に時刻を確認したい、とトイレに時計を置く人もいるでしょう。しかしトイレに時計やカレンダーなどの時間を司るものを置くと、全体の運気が下がってしまうと言われます。
トイレは陰の気が強い場所です。そこに時計やカレンダーを置くと、時間に陰の気が入り込んでくることになります。自分の時間に陰の気が入り込むことで、運気が全体的に下がるうえに健康にも影響が出てきます。風水の効果を考える場合は、トイレに時間が関係するようなアイテムは置かないほうがよいでしょう。