どうしても嫌いな人というのは、誰にでもいるものです。なぜその人のことが苦手なのか、スピリチュアルな観点から理由をご紹介していきます。苦手な理由がわかれば、嫌いな人との付き合い方も少しは楽になりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【スピリチュアル】嫌いな人を苦手な理由5選

嫌いな人を苦手な理由①人は鏡

嫌いな人を苦手な理由の1つ目は、「人は鏡」ということです。あなたの目の前に現れる人は、どんな人であってもあなたの心を映し出しているのです。一緒にいるとイライラしてしまったり、どうしても好きになれない人は現れてしまうものですが、スピリチュアルな考えではそれはあなたの心を映し出していることになります。

まだ自分で受け入れられない、あなたの長所や短所が嫌いな人に反映されて、映し出されているのです。多くの人は母親や父親、兄弟などの身近な家族などに抱きやすくなります。時にはラブラブだったはずの付き合っている彼や、結婚して旦那さんにも嫌いだと感じることもあるでしょう。

嫌いな人を苦手な理由②自分の嫌なところが不快に感じる

嫌いな人を苦手な理由の2つ目は、「自分の嫌なところが不快に感じる」ということです。相手の嫌な性格や特徴が、まるで自分を見ているようで不快に感じてしまうのです。嫌いな人がしている「短所(ネガティブなこと)」は、これまであなたが過去や現在までに感じていた「自分の嫌なこと」だと言えます。

多くの場合はこの短所を受け入れることができていないので、相手に対してイライラしてしまったり、苦手だと感じてしまうことがあるのです。逆に、嫌いな人にある「長所(ポジティブなこと)」はまだあなたが気づいていない「あなたのいいところ」なので、自分の良さに気づかせてくれるきっかけにもなります。

嫌いな人を苦手な理由③相手に憧れている

嫌いな相手を苦手な理由の3つ目は、「相手に憧れている」ということです。あなたが嫌いだったり苦手な相手は、あなたがうらやましいことも実は持っています。たとえば「ワガママに振舞っているから許せない」と感じている人は、「私もあんな風に自分の意見をはっきりと言いたい」と心の何処かで思っていたりします。

あなたのことをイライラさせる相手は「短所(ネガティブなこと)」をたくさん持っていますが、逆にうらやましいと感じる要素もたくさん持ち合わせています。あなたは憧れの気持ちから苦手に感じてしまっていることも、スピリチュアルの世界では大きな理由に入ります。

嫌いな人を苦手な理由④自分の価値観を破っている

嫌いな人を苦手な理由の4つ目は、「自分の価値観を破っている」ことです。人にはそれぞれ「こうするべき」という価値観やルールがあります。その自分の中のルールを平気で破る人を、人は嫌いだと感じてしまいます。「母親に怒られる」とビクビクしている人は、「怖い」感情を自然に「嫌い」という感情にすり替えています。

また、「私はこんなにルールを守っているのに、なぜあの人は平気でルールを破るんだろう」とイライラしている人も、「うらやましい」という感情が「嫌い」につながっています。このようにマイルールを破った人に対して感じる「怖い」や「うらやましい」が、スピリチュアルでは「嫌い」という感情につながるのです。

嫌いな人を苦手な理由⑤好きなのに認めてもらえない

嫌いな人を苦手な理由の5つ目は、「好きなのに認めてもらえない」ことです。本当は好きなのに、自分の気持ちを受け取ってもらえなかったり、認めてもらえないときに人は拗ねてしまいます。この「拗ね」が「嫌い」という感情になっていってしまうとスピリチュアルでは考えられています。

「私はこんなに尽くしたのに、うちの旦那はなんとも思ってない」というときや、「母親や父親を想ってプレゼントを贈ったのに、お礼もない」というときは、相手のことが好きなのに受け取ってもらえて悲しいという気持ちになりますよね。だんだん「私なんて」という拗ねから、「嫌い」という気持ちに変化してしまうのです。

【スピリチュアル】嫌いな人との付き合い方5選

嫌いな人との付き合い方①嫌いな人がいることを認める

嫌いな人との付き合い方の1つ目は、「嫌いな人がいることを認める」ことです。嫌いな人がいると、イライラしたり、心がざわつく元になるので、できれば避けたいと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし先ほどもご紹介したように、嫌いな人はあなたの短所や長所に気づかせてくれるきっかけになります。

嫌いな人は、自分の短所を教えてくれるので、成長するチャンスをくれるのです。逆に周りに嫌われないようにと「嫌いな人はいません」という人もいますが、嫌いな人がいないということは「私には短所がなく完璧な人です」というアピールにもなるので、あまり得策ではありません。嫌いな人がいることを認めてみましょう。

嫌いな人との付き合い方②スピリチュアルな考え方に転換する

嫌いな人との付き合い方の2つ目は、「スピリチュアルな考え方に転換する」ことです。嫌いな人は、あなたに大きな転機をもたらしてくれるために現れます。短所や長所に気づいて、あなたのステップアップに協力してくれるのです。スピリチュアルな世界ではとてもありがたい存在とも言えます。

そのためあなたが嫌いな人から逃げてしまうと、またなんども同じような人が現れることになるでしょう。これからのあなたに必要な力を手に入れられるようにと、あなたを出会わせてくれていることを知りましょう。スピリチュアル的な発想をもつと、嫌いな人もそこまで嫌ではなくなるようになります。

嫌いな人との付き合い方③スピリチュアル的に自問自答する

嫌いな人との付き合い方の3つ目は、「自問自答する」です。心がザワザワしたり、イライラしたり、嫌いだなと感じる人がいるときは、スピリチュアルでは勇気を持って自問自答するのがおすすめです。「この人に会うとなぜこんな気持ちになるんだろう?」「何が嫌いなの?」ということを自問してみます。

するとどうして嫌いな気持ちが湧いてくるのかの理由が見えてきます。「あの人の立場になったら、自分ならどうするか」「あの人のようにやってみたいことは?」などさまざまな角度からみていくと、スピリチュアルのおかげで新しい自分の価値観や大切にしたいポイントも見つけることができるでしょう。

嫌いな人との付き合い④お互いにないものを交換していることを知る

嫌いな人との付き合い方の4つ目は、「お互いにないものを交換していることを知る」ことです。家族や仕事など、その気が無くてもお互いがイライラして、どうしてもぶつかってしまう相手がいると思います。そんな2人は、お互い自分の中にはあるけれど、相手にはない才能を交換するために出会っているのです。

もし逃げだせたとしても、あなたが成長して次のステージに進まない限り、また同じようなタイプの人と出会い、同じようにぶつかってしまうことにつながります。そこであなたが相手から何を学べるかということに、考え方をシフトした方がお互いのためにとても良いのです。

嫌いな人との付き合い方⑤自分の気持ちに素直になる

嫌いな人との付き合い方の5つ目は、「自分の気持ちに素直になる」ことです。たとえば相手に尽くしているのに、相手から思ったような返事や態度をもらえなかった場合、「私のことなんてちっとも大切に思ってくれていない」とだんだん「嫌い」になってしまいますよね。

そこで大切なのは「相手のことを好き」という気持ちと、私の気持ちを受け止めてもらえなくて「悲しい」という気持ちを認めてあげることです。相手にフォーカスするよりも、まずは自分の感情を尊重しましょう。そして相手に「悲しかった」という言葉を伝えられたら、相手とのわだかまりもほどけるかもしれません。