日本にはおよそ6,400もの無人島があります。自分だけの無人島で生活してみたい、そう考える人もいるでしょう。では、無人島の購入には、いったいどのくらいの費用がかかるのでしょうか。また、島の価格以外に必要な費用も確認していきましょう。

A.無人島の購入費用は2,000万円〜5億円!

日本にある無人島の中には国有地なども含まれており、すべて購入できるわけではありませんが、一部不動産として販売されているものがあります。無人島の購入費用は、2,000万円から5億円ほどと、価格の幅が広いようです。

値段に幅がある理由は、場所や整備状況に差があるからです。手つかずの自然が残る無人島は数千万円ほどである一方、上陸手段がある、ライフラインが整備されているといった条件の良い無人島は数億円ほどの高い価格で取引されているようです。

購入費用以外にかかるお金は

無人島の購入にかかるのは、島の価格だけではありません。無人島の大きさに応じた不動産取得税や固定資産税、10万円程度の登記費用がかかることに加え、ライフラインを整える必要があります。井戸を掘削し水道を用意し、発電のための光熱設備を整えると、それぞれ100万円~300万円かかるでしょう。

また、無人島に住居を建てるならその費用も必要です。自分で建設するつもりの人もいるかもしれませんが、建設会社に委託する場合、家を建てる費用に加え、本土からの資材運搬費や人件費などが追加されるでしょう。