JKブランドとは女子高生にしかない特権を意味する言葉です。「JK=モテる女子」という風潮が生まれ始めたことで、JKブランドというものが生まれるようになりました。今回はJKブランドが生まれた理由や、世の男性が女子高生に憧れを抱く理由をご説明します。
JKブランドとは?
「JK」は「女子高生」を表す略語ですが、そもそもなぜ普通に女子高生といわず、JKと呼ぶのでしょうか。略してJKと呼んだ方が楽だから、何となく響きがおしゃれで、モテる女子のイメージがあるから、という理由が一般的のようですが、元々は女子高生とそのまま言うと差し障りのある場所でJKという言葉が使われ始めたのではといわれています。
JKブランドが生まれた理由は?
例えば昔の秋葉原は家電街として有名でしたが、現在はアニメやフィギュア、ゲーム、メイドカフェといったオタク文化が栄える場所としての方が有名です。アニメやゲームなどの作品には女子高生が登場人物の作品もたくさんあります。そのため「オタク=JK好き」というような風潮が広まり始めますが、大人の男性が女子高生を好き、憧れているというのはロリコンと揶揄されてしまいます。
そこで女子高生という言葉は未成年であることを連想させるため、直接的な表現を避けるためにJKという言葉が生まれたのではないかと言われています。そして秋葉原では男性達が女子高生に憧れる気持ちを逆手に取り、「JKブランド」を掲げた風俗ビジネスが常態化しているのも現実です。
そうした風俗では、本当に女子高生かさえも疑わしい年齢の女性たちも働いています。それでも利用客が訪れるということは、それだけ世の男性たちがJKブランドというものに憧れを抱いていることがうかがえます。では、なぜ男性達はそこまでJKブランドというものに憧れを抱くのでしょうか。今回は男性達がJKブランドに憧れる理由や意味をいくつかご説明したいと思います。
JKブランドに憧れる理由:若々しい美しさに惹かれる
男性たちがJKブランドに憧れる理由は、女子高生にしかない若々しい美しさに惹かれているという理由があります。女子高生たちは校則によっては化粧や髪を染めることも禁止されているため、すっぴんに黒髪に制服、という飾らない美しさに心を奪われる男性もたくさんいます。
JKブランドに憧れる理由:青春時代の恋愛を思い出す
JKブランドに憧れる理由は、男性たちが青春時代の恋愛やときめきを思い出すからこそ女子高生に惹かれるとも考えられます。特に高校時代の恋愛が片想いで終わった男性は、その実らなかった恋愛を心のどこかで引き摺っている場合があり、JKブランドというものに永遠の憧れを抱いているのかもしれません。
JKブランドに憧れる理由:制服姿が好き
日本人男性は制服姿の女性が好きです。秋葉原を歩いていればメイド服を着てメイドカフェの宣伝をしている女性もたくさん見かけますし、ナース服、ミニスカポリスなどのコスプレで歩く女性もいます。そうした風潮から「制服姿=モテる女子」のイメージが生まれ、若い女子高生の学生服姿に惹かれてしまう男性が増えたのではといわれています。
JKブランドに憧れる理由:素直な可愛らしさがあるから
15~18歳の年齢の女子高生たちは大人の女性と比べれば、まだ幼さが残る素直な面を持っています。JKブランドに憧れる男性たちは、女子高生のまだ世間知らずな面や素直なところに思わず惹かれてしまうのかもしれません。また女子高生は若い分、大人と比べて怖いもの知らずな面を持っています。そうした若さゆえの度胸に惹かれてしまう理由から、男性が女子高生に憧れを抱くことも考えられます。
JKブランドに憧れる理由:保護本能が生まれるから
自分が男子高校生だった頃は同年代の女子高生に憧れを抱くことはなかった男性も、大人になると女子高生を好きになることがあります。そうした男性は年下の、まだ頼りない女子高生を見ると「俺が守ってあげたい!」という気持ちが生まれるために、女子高生に恋愛感情を抱いてしまうようです。